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立憲・枝野氏、国民・玉木氏会談 小選挙区で候補者調整へ
夏の参議院選挙に合わせて、衆議院も解散する衆参ダブル選挙がささやかれる中、野党の選挙協力に向けた動きが本格化している。
立憲民主党の枝野代表と国民民主党の玉木代表が会談し、衆議院の小選挙区で、候補者調整に入ることで合意した。
国民民主・玉木代表「野党がバラバラのままだと、候補者調整も進まないので、(衆院の)解散を打たれたら大敗して終わりだ」
立憲・国民両党は、参院選の1人区での候補者調整を大型連休明けにも決着させるほか、衆参ダブル選挙に備え、衆議院の小選挙区でも候補者の一本化を図ることで合意した。
また、市民団体と野党各党が策定を目指す政策協定に向け、近く政調会長らによる協議を行うことでも一致した。
このあと、枝野氏は、統一会派を組む無所属の岡田前副総理らとも会談し、協力を要請した。
枝野氏は今後、ほかの野党にも同様の呼びかけを行い、選挙に向けた連携を強化したい考え。
岡田前副総理「立憲民主党がリーダーシップをとって、野党をまとめていくということが、私はいい形だと思う。ようやく、そういう形になったことを喜んでいる」
立憲民主・枝野代表「ダブル選挙を視野に入れて、野党各党での衆議院選挙における連携をしっかり進めていきたい」
ただ野党各党の間には、思惑の違いや、あつれきもあることから、本格的な野党共闘を築けるかは不透明。