「未婚男性は悠々自適」という大いなる誤解
可視化されていない「独身税」の重荷
「独身貴族」という言葉があります。
今はあまり使われていないですが、この言葉の歴史は案外古く、最初に使われたのは40年以上前の1977年頃と言われ
ています。時代は高度経済成長期が終わり、安定成長期と呼ばれた頃です。当時は男女ともに95%以上が結婚してい
たほぼ皆婚社会でした。当然、未婚化も少子化もまったく叫ばれていない時代です。
「独身貴族」とは、本来「おカネと時間を自分のためだけに使える存在」という定義であり、決して「裕福な金持ち独身」と
いう意味ではありません。が、「貴族」という言葉の力からか、リッチで好き勝手に遊びまくっているというイメージがつき
まといます。
https://toyokeizai.net/articles/-/230132