
オーストラリア、新フリゲート「ハンター級」にBAEの設計案を採用
編集部 2018年6月30日
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![オーストラリアの新フリゲート「ハンター級」イージスシステム搭載で9隻2兆8000億を投じ中国に対抗へ [158879285]->画像>8枚](http://www.tokyo-dar.com/tdar/wp-content/uploads/2018/06/CM048817-02-01-type26.jpg)
ハンター級フリゲートのベースとなる26型GCSのイメージCG(画像:Royal Navy)
オーストラリア政府は6月28日、現在同国海軍が運用しているアンザック級、アデレード級の両フリゲートを後継する新フリゲート(SEA5000)を、
BAEシステムズが提案していた26型GCS(Grobal Combat Ship)をベースに建造すると発表。
同時にSEA5000の名称を「ハンター級」とすることも明らかにした。
ハンター級は2020年から10年をかけて9隻が建造される予定で、建造はオーストラリアのASCシップビルディングとBAEシステムズが共同で行なう。
オーストラリアはハンター級の設計、建造、サポートなどに、約350億オーストラリアドルを投じる方針を発表している。
ハンター級は対潜を主任務とするフリゲートだが、オーストラリアのマルコム・ターンブル首相は2017年10月に、北朝鮮の弾道ミサイルの脅威などを踏まえて、
ハンター級にイージス戦闘システムを搭載する方針を明らかにしている。
これまで建造されてきたイージス戦闘システム搭載艦はアメリカが開発したSPY-1系列のレーダーを搭載してきたがが、オーストラリアの新型フリゲートは
オーストラリア企業のCEAテクノロジーズが開発した「CEAR」を搭載する予定となっている。
http://www.tokyo-dar.com/news/4250/