
ルクソール「気球墜落」乗客次々飛び降り再上昇 エジプト南部
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熱気球から煙が上がり、乗客が次々と飛び降りた。
エジプト南部ルクソールで26日、ナイル川西岸を飛行中の観光用熱気球が炎上して墜落し、日本人4人を含む19人が死亡した事故で
、当時、別の熱気球を操縦していたムハンマド・ユセフさん(27)が27日、事故の状況を詳細に証言した。
事故が起きた熱気球の操縦士(28)は親友だった。ユセフさんは「こんな重大な事故は今までなかった」と肩を落とした。
直後、操縦士と乗客1人が飛び降りた。気球は黒い煙を上げながら再び上昇する。途中、また1人乗客が飛び降りた。
客席があるバスケットの部分が炎上する。そして上空約100メートルに達しようかというところで、さらに4人が投げ出された。
身体は火に包まれているように見えた。そこでバルーンは急速にしぼみ、真っすぐ落下していった。墜落して10〜15秒後、大きな爆発音が聞こえた