自分が体験した、というより母方が特殊なんで母親と祖母の体験でもいいですか?
そんな怖くないかもなんですけど。
わかりやすいようにコテハン失礼。
まず、祖母の方から話すね。
祖母は元々そういう能力がめっちゃ強くて、わしが産まれる前から色々凄いことしてたらしい。
その中でひとつ聞いた話なんだけど
オトンが仕事中に突然気を失うみたいに眠っちゃったらしくて、周りの仕事仲間もどうしようってなって、とりあえずオカンに電話したらしいんだ。
なんかの病気かもと思ったらしくて
んで、電話受けたオカンが祖母から色々聞いてたから「明らかに病気とかじゃないやばい」ってなって祖母に連絡。
祖母もオトンの状況聞いてやべえってなって、知り合いの気功扱える人に連絡してオトンの仕事場に直行。
祖母が見たら「首吊った知らん婆さんがオトンにくっついてた」らしく、そもそもオトンは0感なのにそういうのを引き寄せちゃうたいしつだったらしい。
んで、その婆さんは離れる様子がなかったから、気功の方がオトンの体から押し出す様にして、そのまま塊がオトンの体から出てきたから、祖母がそのまま引きずり出すとかいう力技で引き剥がして、その瞬間にオトン目覚まして「え?何?」みたいな感じだったそう。
祖母の話はこんな感じ
んで、次がオカンの話。
オカンが若い頃、友達数人に誘われて肝試しに行くことになったらしい。
オカンは祖母の言いつけもあったし、もう一人そういうのがわかる友達も正直行きたくなかったけど、今で言う陽キャ組に半ば無理やり連れてかれて、行先は昔合戦とかが激しかった城。
陽キャ組は「雰囲気あるな〜www」「近くまで行ってみようぜ!」みたいな感じでノリノリだったけど、オカンともう一人は二人で車の横で待ってる事にしたそう。
んで、しばらく陽キャ組の肝試しを待ってたら突然オカンの顔のすぐ横を
「ヒュンッ」て音がしたらしい、もちろん近くに人の気配はない。
オカンが思わずもう一人の方を見ると、「聞いた?」と聞かれオカンも頷いた後、また同じ音が今度はあちこちから聞こえてきて、だんだん「ガチャガチャ」とか「ガキン!」とか、もうなんか元合戦があった場所ってだけでお察しな音がそこかしこから聞こえてきて、オカンももう一人も、音が止むまで身動きひとつ取れなかったらしい。
陽キャ組は「何も起きなかったな〜」「まあこんなもんでしょ」って感じだったそうだけど、オカンからしたらビンタしたくなるくらいだったらしい。
あんま怖くなかったかも、連投失礼