1名無し募集中。。。2022/03/09(水) 17:35:24.380
農林水産省は9日、輸入小麦を2022年4〜9月に民間へ売り渡す価格について、主要5銘柄の平均で1トン当たり7万2530円にすると発表した。前期(21年10月〜22年3月)より17・3%引き上げ、金額は過去2番目の高さ。小麦粉の価格に転嫁されると、パンや麺類などさまざまな食品の一層の値上げを招きそうだ。
引き上げは3期連続。高温と乾燥に見舞われた北米の不作で国際価格が高水準に推移していることが主因で、ウクライナ情勢を踏まえた足元の価格急騰も一部反映されている。円安基調で推移している為替も影響した。現行の算定方法となった07年以降では、08年10月〜09年3月(7万6030円)に次ぐ高さ。
売り渡し価格の引き上げが小麦粉やパンなどの小売価格に反映されるのは、製粉会社の在庫が一巡した後の7月以降になりそうだ。農水省は今回の引き上げに伴う小売価格の値上げ幅を、家庭用薄力粉は1キロ当たり12・1円、食パンは1斤当たり2・6円と試算している。
小麦は国内消費の約9割を輸入で賄っており、安定供給や価格変動抑制のために政府がまとめて輸入し、製粉会社などに売り渡している。売り渡し価格は年2回見直し、直近6カ月の買い付け価格に基づいて農水省が算定する。
足元では、ロシアによるウクライナ侵攻で両国産小麦の供給減が懸念されており、小麦の国際価格が急騰。この影響は次期(22年10月〜23年3月)の売り渡し価格に本格的に反映される。このまま推移すると、輸送費などのコストを上昇させる原油価格の高騰も相まって更なる引き上げとなる公算が大きい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fed75d541ef7bfc8cecfe981ae8dda8ad7531a48
引き上げは3期連続。高温と乾燥に見舞われた北米の不作で国際価格が高水準に推移していることが主因で、ウクライナ情勢を踏まえた足元の価格急騰も一部反映されている。円安基調で推移している為替も影響した。現行の算定方法となった07年以降では、08年10月〜09年3月(7万6030円)に次ぐ高さ。
売り渡し価格の引き上げが小麦粉やパンなどの小売価格に反映されるのは、製粉会社の在庫が一巡した後の7月以降になりそうだ。農水省は今回の引き上げに伴う小売価格の値上げ幅を、家庭用薄力粉は1キロ当たり12・1円、食パンは1斤当たり2・6円と試算している。
小麦は国内消費の約9割を輸入で賄っており、安定供給や価格変動抑制のために政府がまとめて輸入し、製粉会社などに売り渡している。売り渡し価格は年2回見直し、直近6カ月の買い付け価格に基づいて農水省が算定する。
足元では、ロシアによるウクライナ侵攻で両国産小麦の供給減が懸念されており、小麦の国際価格が急騰。この影響は次期(22年10月〜23年3月)の売り渡し価格に本格的に反映される。このまま推移すると、輸送費などのコストを上昇させる原油価格の高騰も相まって更なる引き上げとなる公算が大きい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fed75d541ef7bfc8cecfe981ae8dda8ad7531a48