谷崎潤一郎永井荷風志賀直哉島崎藤村泉鏡花が現在ほとんど読まれなくなったのは・・・　 [無断転載禁止]©2ch.net->画像>4枚

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何故だろう
存命時は文壇の大御所として名声を欲しいままにしたのに

今でも読まれる太宰治、芥川龍之介、宮沢賢治、森鴎外、夏目漱石、石川啄木らと
どうして差が付いたのか

谷崎だけ読んでないわ
何かよう分からんけど

>>1
教科書のせいじゃん

読まれてなかったら文庫出てないよ

福田和也が慶應大のゼミで谷崎潤一郎をやるって言ったらたくさんの学生が来たと言ってた
大半の学生はまだ読んだことないけど興味があるみたいな感じらしい

当時の流行りものなんだよ
泉なんて今の人が読んでもそもそも読めないし

>>1
おまえの周りがバカなだけ

鴎外は知名度の割には読まれてないと思う
教科書以外では

比較的早く死んだほうが
なんかカリスマ性みたいなものを感じさせるようになるんじゃ？

並べ方がバカっぽい

鴎外は初期のが読みにく過ぎるからな
どこから入ったかで違いそう

読まれる読まれてないを何で判断したのかが分からない

好きな奴は勝手に読むぞ

興味ない奴が無理に読んだところで意味ないし

今の作家がアホすぎて笑う
どこで修業して出てくんの？

ＳＭとか興味あるなら谷崎とか読んだら面白いと思うぞ

谷崎は読まれてるだろ

夏目っちって自分の贅沢生活については絶対書かないよね
とんでもないレベルの高級取り

興味あるけど文体が古くて読みづらいです
byゆとり

内田百閒はどうだろうね

ほとんど読まれなくなったって横光利一みたいな作家のことだろ

>>17
明治は貧富の差がとんでもない時代なので、
上には上がなんぼもある時代なんだよ。
漱石は自分が贅沢してるとか思ったことないと思うよ。

現在存在するエロ要素は北斎と谷崎でほぼ100％カバー出来るからな

>>21
あるだろw
そんな無自覚なセレブが近代の作家なんかできるかよ

百年前の人間が青空文庫に触れたら
現代人にとってのフリーブックスぐらいの興奮を覚えるのかな？

志賀直哉は短編だし読みやすいから読まれているだろう

>>21
思うか思わないかではなく書くか書かないかが問題
隠してることでお察し

本自体が読まれなくなっている

>>25
50年前の感覚ならね

>>27
そういうこと

今流行りの作家とか言われても名前出てこないもんな

この辺の本読んでまともな感覚養ってれば巨人の進撃とか読めるわけはないからな

たしかにスレタイの作家は1回も読んだことない
1に書いてあるのは全部読んだことあるのに

ノーベル賞取ったのに川端康成は読まれてない作家代表
雪国の最初だけ見て満足して本棚に戻しておしまい

受験勉強やってたら多少なりとも触れるからな、この辺は

泉鏡花と谷崎は代表作が演劇界で現役なんじゃないの
それぞれ玉三郎と石川梨華がやってるイメージ

>>28
今でも太宰と志賀直哉は読みやすさ抜群だろう

春琴抄とか宝塚とかでしょっちゅうやってるしな

谷崎、三島、鴎外とかでよく思うんだけど読みやすい作品と読みにくい作品の差が激しすぎる
たまたま読みにくい作品から触れてしまった現代の若い子は絶対二度と読まんだろうなぁと思う

志賀直哉の城の崎にてはまだ教科書にのってるのかね

春琴抄は納得できるが
細雪が谷崎の代表作になってることは非常に疑問に感じる
あれ戦時中の奥歯にものが挟まったような微妙な作品だろ

>>35
太宰はまあ分かりやすいよ
しかし分かりやすいからって志賀直哉なんて読んでどうするんw

>>39
他の作品はイヤらしくてまともに誉められない
伝統とか生活とかうまい具合に中途半端な上大作だから絶賛作品にふさわしい

>>1
何で露伴無視したの？

>>39
昔出版社に勤めてたんだけど春樹さんと一緒にアメリカに出張したときタイムズ紙の副編集長が「俺の宝物見てくれ」って言って見せてくれたのが谷崎の細雪（画集みたいな巨大サイズの昔のもの）だった
春樹さんも納得してたぞ

読む方に教養が要求されるような難しいのは淘汰されちゃうのは悲しい

志賀直哉はヘルマン・ヘッセとどこか似ているが
ただだから日本文学としてはダメだと言われたらそうかもしれないな

法学部出の俺は森鴎外について口語体で書かれた作品より
文語体と言うか漢文訓読調で書かれた作品の方が
すんなり頭に入る

読みやすいのと読み難いのの差は
露伴の前期後期が一番激しいな

>>46
たとえば何？
「舞姫」（あれは漢文訓読体ではない）以外で

鴎外より谷崎の方が読まれてる

藤村の夜明け前と破戒はもっと評価されるべきだ
教科書に載せるには長すぎるが

時代はもっと新しいけど深沢七郎や野坂あたりの
話の特集周辺の作家も本当に読まれなくなったよな
ひと昔前は古本屋の投げ売りコーナーにゴロゴロしてたけど
最近はそのあたりですら見なくなった

本当に読まれなくなった作品は文庫本の棚から消えるのでは

ハロプロも夢野久作の鞘師とか小川未明の田村は去って漱石のカリンちゃんが残った

>>46
旧仮名遣いと間違ってない？

>>48
漢文訓読体ではないけど舞姫は好きだ
「ついに余とエリスとは離れられざる仲となりき」とか
口語に訳したら目も当てられない
口語で書かれた高瀬舟とか山椒大夫はあんまり好きじゃない

>>54
間違えてない
改正前の民法や刑法の文体が好きだ

漱石にも口語体じゃないのがあったが読みやすいな
まあ鴎外も漱石も漢文の素養がある人たちだから“読みやすい”んじゃなくて“正しい”のかも

丸谷才一さんが坪内逍遥の文語体文章を“凡人は文語体に手をだすべきでない・末代までの恥さらしになる”と評してさらしものにしてる

田山花袋とか何が面白いの
黎明期の古典という以外に何の価値もないでしょ

聖書も口語より明治時代にに訳された文語のものの方が格調高い
新共同訳のなんてひどいものだ　

大江とか安倍公房なんかは読まれてるのかな

>>58
本当は面白いよ
フトンしか読ませてもらわないのは気の毒

>>43
春樹って誰

>>60
読まれてないだろうね
遠藤周作や吉行淳之介も

>>60
ないだろうね
大江とかそもそもくそ面白くもない

>>55,56

あなたの非を責めた訳ではなく
おれも鴎外の文語文好きなんで書きました
意外にも彼の文語文はあまり残っていない

前述の通り「舞姫」は漢文訓読体ではないけど
（あれを漢文にすることは不可能）
饗庭篁村宛とか賀古鶴所宛の書簡とか見事な文語文でしょう

漱石は落語好きだからリズム感あって読みやすいよ

出版社で春樹って言ったら角川だろ

川端も面白いんだけどな

うちは佐藤春夫の遠縁らしいんだが
田園の憂鬱しか読んだことないや

幸田露伴超面白いのに
こんなスレでさえ誰も読んでないというね

純然たる文語体と言うより文語脈の勝った
日本語の文章は明瞭だし美しいと思う

、

大江の通俗寄りの作品とか面白いけどな
本人は黒歴史にしてるけどｗ

中間小説と言われた作品で
後世にまで名が残るのってあんまりないと思うわ

>>70
本がおいてないだろw

ここまで源氏鶏太なし

志賀直哉と島崎藤村好きだけどなあ
谷崎潤一郎は人気あるイメージだけどなあ

安岡章太郎や開高健とか昔は有名だった

鏡花が読まれてないって言うけど
その師匠の尾崎紅葉なんて名前すら挙げてもらえなくて
これじゃあまるで立つ瀬が無いな

文語脈というか漢文脈を伝える作家は
中島敦が最後だろうな
太宰治や大岡昇平と同い年だから意外に新しい人なのだ

>>76
ジャンル的に純文学じゃないから

みかんの金色夜叉ひとつではな

てことは井上靖とかわらんのか

伊藤整がでてこないとはダメだな
しょせん夏目っち崇拝を押し付けられたものたちよ

安倍公房は鉱山のカナリアだったな

>>84
氾濫は好きだよ

新潮文庫の純文学作品を片っ端から読んだりしてたな
昔の俺は知的好奇心旺盛だったのに今やｗ

事務所プッシュがないからな

>>70,84

バカの挑発は恥の上塗り

>>75
岩波文庫にあるわ

作家も見た目が大事だな
残ってる作家はいつも使われる肖像写真がなかなかインパクト大

谷崎と志賀直哉は今も読まれてるだろ

>>74
五木寛之は？

伊藤整氏

ぐぬぬ

>>89
バカ確定

>>81
中間をいれてるんだからもういれろよ

ちょっと前にやたらと芥川のスレを立ててたやついたよなｗ

>>91
坂口安吾のあの写真

安吾は作品より酒飲みエピソードの方が面白い

谷崎の小説に性癖を育てられた感ある
子供には刺激が強かった

谷崎はめっちゃ読まれてる
俺もよく読む

本当に読まれてないのは私小説の人たち
葛西善蔵とか嘉村礒多とか

江戸川乱歩は読まれてるのかな

>>93
下らないジャンル分けだけど中間小説と言うのは純文学作家が
書く大衆文芸っぽい作品でしょ　五木の場合元々が大衆系の作家
青春の門とかも一応は大衆文学の位置づけなのではと

実家に谷口の蓼食う虫があった
読んだ方がいいかな

>>102
あと小林多喜二を除くプロレタリア文学

>>103
怪人二十面相シリーズは今の小学生にも大人気
耽美な作風の小説はそれより上の年齢層のオタク達に人気

>>102
同感
時代は下るが島尾も

「結局面白いのは私小説」っていう暴論？だってありうるのに

純文学なんて今時流行らない

小林の蟹工船はバブルの荒波を乗り切越えて現代まで生きているのは凄い

春樹が売れるんだから純文学も死んでない

島崎藤村人気無いのか
ど定番だと思ってたが

>>106
葉山嘉樹が好き

次のお便りはカレー百人前こと坂口安吾さんからです

塩狩峠も残ってるじゃん

ゲームの面クリアみたいに
徐々に難易度が上がるように必読書が並べてあったら教養主義的には便利だろうなと思う

倉橋由美子を必死に読んでた昔

お前ら詳しいな
オススメのジュニドル教えて

川端康成の少女小説読みたいんだけどどこかの出版社で出してる？

>>116
推薦図書がまさにそれやん

今東光が若い頃は新感覚派に属してたと知った時は驚いたな

文豪ストレイドッグスというマンガの作者ですら登場人物のそれら作家の作品を読んでないと思う
そんな時代に

>>120
もっと一作ずつ並べないと

>>118
花袋好きだが一人挙げるなら桜木ひな

島崎藤村は人としてクズという印象しかない

>>123
昭和の文学全集がそれだよ
50とか100冊とかあって狂気に近い

>>115
三浦綾子は氷点と言うキラーコンテンツ持ってるから
塩狩峠とか泥流地帯は氷点作者の作品と言うことで読む
読者がいる

氷点続きすぎw
続とか続々とかで何冊あるあれ

>>126
ちょっと見てみるか

新潮文庫の１００冊を見たら
もうブンとフンなんてないんだね

ごめん塩狩峠じゃなくてあぁ野麦峠のこと言いたかった

司馬遼太郎が辻井喬、寺内大吉あたりと一緒に近代説話に書いてたのが今となっては信じられん

氷点はいきなり不倫から始まる
現代は随分不倫に不寛容になったなと思う

藤村の夜明け前は前半は好きだな後半は陰惨になってくけど

不倫といえば鏡花の外科室
エロくないのにエロくて好き

こういう昔の作家もデビューした頃は新しい文学潮流の担い手だった
何が新しかったかを知るにはそれまでの文学の流れや時代背景も知る必要があるわけでその辺が高いハードル
芥川龍之介の歴史小説が森鴎外とかと比べて何が新しかったかなんてことは漫然と読んでも分からない

>>135
麻酔を拒否する話ね

漱石のそれからも不倫の話で具体的なエロいシーンは全然ないのに全編そこはかとなくエロい

>>134
発狂して座敷牢に入れられたりな

現代というかここ数年で急に
まぁ少子化対策のための政府主導的なアレだろう
海外製品需要拡大が叫ばれた頃は逆に不倫を政府主導してた感じだが

潮流なんか知らなくたって芥川龍之介は中学生がいきなり読んだって斬新だろ

痔主だから後期漱石は痛くて読めない

俺は中学の教科書で羅生門読んで衝撃受けてからしばらく芥川読みまくったな

小説には視覚的表現も聴覚的表現も無い
内容は（盲人のための）点字に置換することも出来るわけだからね
その点で映画・演劇・漫画・絵画・音楽と決定的に違う
他のメディアと比べられない

行人は好きだったな

中身持ってないマンが来た

荷風のあめりか物語ふらんす物語は面白いぞ

今の奴がイメージする文学史
太宰→又吉

いや太宰フォロワーなんてめちゃくちゃたくさんいるから
全部数えたらたぶん千人単位だよ

個人的には金色夜叉が好きだけど
尾崎紅葉の最高傑作は弟子の鏡花も挙げている多情多恨

俺は春琴抄の薄っぺらい文庫本のお陰で谷崎に触れるきっかけが出来た

そういや大岡昇平がなんかで書いてたが映画（活動写真）が出る前と出た後の世代では文学も視覚的表現に頼るようになったとかなんとか書いてたな

鴎外漱石が知識人としてはずば抜けてる

日本近代文学史上もっともエロい作品てなんだろう

まずは又吉直樹を読め

卍とかは？

>>1
石川啄木なんて呼んでねーよ

>>148
お前がだろ

中島敦も長命ならかなりの立場になってそう

痴人の愛

又吉より町田康のイメージ

刺青も好き

川端はエロいのがたくさんあったな

川端が日本を代表する作家というのがなんともはや

>>159
立場はともかく通俗作家になったんじゃないかとよく言われる
あの緊張度が続くとは思えん

瘋癲老人日記もエロ

刺青は名作だよなぁ
でもあれ殆ど処女作なんだよな

>>152
程度は人によると思うけど情景描写を書く時または読む時、
作者や読者は映画の1シーンを想像したりしてるんだよね
時代を経て作者と読者の共通認識が失われた時に
情景描写を読んでもピンと来なくなるということがあるかも知れない

中島敦の実家考えるとずっとお堅い作品書き続けそうだと思う
勿体無いわ

川端は掌の小説読んだらやっぱり凄い文豪だと思ったけどな

確かに共通認識というのは重要だな
昔の映画でも見てればわかりやすいが

それはまだ人が愚かという徳をもっていた頃
だったかな？
うろ覚えだがカコイイ出だし

川端の評価低いんだな
まぁなんでノーベル賞までとは思うけど海外で評価されるのは分かるわ

川端は描写が綺麗だと思う
何気に変態的な小説も多いし読みやすい

坂本龍一も昔のクラシック聞いてもベートーベンはまだ分かるがバッハあたりはなんでこんな曲書いたのか分からんと言ってるね

俺は小学校の頃なぜか家にあった三島由紀夫の仮面の告白読んで全然文章の意味とかわからんのになぜかちんちんがむずむずしてきたのを覚えている

『山の音』はガチ

川端は本来モダンで出てきた作家なんだがすっかり「雪国」「美しい日本の私」の人に
新感覚派が川端以外では横光利一でさえ読まれなくなったのも痛い

表現の面白さなら横光なのにね

安部公房って今読まれてるんだろうか

利一はちゃんと教科書に載ってる
でも教えるのが難しいからスルーされがち

川端の表現は絵画的なものを感じる
絵画を文章使って描いたみたいな感じ
東山魁夷と気が会ったのも分かる気がする

みづうみの主人公は完全にこっち側の人

安倍公房の寂寥感が身に染むる

泉鏡花以外はよく読んだな
特に永井荷風に関しては関係者が書いた関連本までほとんど読んだ
エロの達人としてｗｗ
内田百間懐いな
実はその存在も知らんかったんだが岡山の実家の近くに住んでたことがあってそこで初めて知った
百間川ってのもある

ピュア文学ではないが久生十蘭や日影丈吉は読まれるべき

路傍の石が面白かったな
教科書に載ってたので続編を読んだらほとんど共産党賛歌みたいになってて話が支離滅裂になってたｗｗ
やっぱり小説でも映画でもテレビドラマでも続編はオリジナルには到底及ばないな
ガンダム然りロッキー然り

石川達三の青春の蹉跌は面白かったなあ

>>188
面白いけどちょっと設定に無理があるんだよね

石川達三で素晴らしいのは蒼氓
面白いのは七人の敵がいた

第一回芥川賞だもんね

オリンポスの果実とか忘れ去られてるんやろな

五味川純平は好きだな

ソウボウいいよね
新人ばなれしてる

ブラジル移民の話だっけ？

谷崎は読まれてるやろ
文豪ベスト5とかの常連だし
青空文庫に入ったばっかりだし
この前『鍵』読んでNTRを漸く理解出来たわ

>>38
俺の教科書にはなかった

清兵衛と瓢箪はあった

>>91
イケメンが得するのか？？文学のせかいでもッッ( ;｀Д´)！！

そらそうよ

200

そもそも文学なんて完全に政治
国立では文学部が大幅削減されるとかで偉い騒動になった
そもそも小説なんて単なるエンタメであって漫画アニメと同じ
大学で研究するような代物じゃないし教科書に載せる必要も無い
教科書から消せば一気に死ぬようなものだが業界関係者が
必死にロビー活動してるだけ

全員が性格悪い

>>201
お前教養なさそう

>>201
実話系週刊誌に連載されてるような小説しか
読んだことないんだろうな

>>201
古典文学についても同様に考える?

文学部が文芸作品の研究教育だけしてるとか思ってそう
文学部には大きく分けて文学系　史学系　心理学や社会学を含む
哲学系の三分野があるんだよ　

明治の文豪みたいな小説読んで面白いと思った事がない
「俺はわかってる教養人お前は無教養」みたいな人が悦に入って読んでるだけじゃないの？

そうだよ

文芸作品の読み方には色々ある
純粋に娯楽や芸術鑑賞として読むのもあるだろうし
当時の習俗や社会情勢を知る歴史や社会学や文化人類学や
民俗学的関心からの読み方もある

読んだ人が読んでない人をバカにしてる印象しかないからなあ
優越感に浸りたいための武器として利用する物なんでしょ

中学国語や高校現代文の教材が近現代の文芸作品に
偏り過ぎているかなとは思う　もっと言えば現代国語は中学までにして
高校では専ら古文・漢文を教えてもいいくらい

教養とは何かという議論になりそう

いや今は小学校にも古文漢文降りてきてるから
小学校で古事記や枕草子やるよ

>>207
それは面白い小説を読んでないだけ
教科書に載るような真面目な作品だけじゃないよ

>>210
そんな肩肘張らずに娯楽作品として読んでるから卑屈になる心理がわからない

>>210
それ被害妄想
読んでる人は自分が読みたいから勝手に読んでるだけで
読んでない人のことなんていちいち気にしてない
ドヤ顔で自慢する人がいたとしたらその人は次元が低い人であって
相手にしなくてもいい

そもそも読んでない奴なんかバカにする対象でもない
その舞台にすら上がってない

泉鏡花なんか現代幻想文学の直系の祖先じゃん
少しでもホラーとかファンタジーの作品に携わってる人はみんな読んでるだろ

知りもしない奴がひがんでるだけという構図
ひがむぐらいなら出てこなければいいだけのこと

この間漱石読んだが中の単語や文章に注釈なかったらチンプンカンプンだったな

今最も共感されるのは池井戸だろ

石川淳を持ち上げると文学通に見られるような風潮がある時期あった

>>220
多少の無理をしてでも読むようにしないと
日本人として歴史の連続性を理解することの放棄に繋がるからね

永井荷風はちいさんぽ

>>1
こんなん代表作が有名かどうかだけじゃんｗ
作家として生き残れてるのは漱石だけ
漱石だけ全科目必修、他は代表作1作品のみ
まぁ読書感想文需要しかないって事です

漱石はあの当時の知的エリート向けに書いてるから
今の人がすらっと読んで面白いと思うにはハードル高いわ
坊ちゃんとこころ以外読んだことある人はかなり少ないだろ

文学部だったんで漱石とか読書会やったけど
三四郎以外はあんま分かってなかったと思うｗ
三四郎は大学入ったばっかで恋もしてたんで
めちゃめちゃおもしろかった

安部公房は1950年代の作品としては衝撃的だったんだろうが
今の時代あの手のものは通用するかな？と思わないでもない
彼が評価されるのはマルチメディアの才能だと思う

石川淳って今見るととんでもなくくだらない小説も量産している
初期の作品くらいだろ今でも読まれるの

漱石は糞面白い
教科書内だけ有名な凡作作家と言えば
大江健三郎と武者小路実篤

>>203-205
結局こういうゴチャゴチャした言い訳が
通用しない時代になったから削減されたんだよねぇ

大江健三郎は「芽むしり仔撃ち」を書いて死んでいたら
ラディゲを上回る大天才として世界文学史に残った
その後「洪水はわが魂に及び」で作家としての寿命が尽き今や政治力で頑張るだけの人

この中では泉鏡花が一番古めかしいのか
本当は一番新しい表現の技

荷風なんて風俗好きの独身者で狼住民にピッタリだろう

昔は識字率が低かったから文字を読み書きできるってこと
それ自体が「教養」だったそして女に文学部が多かったのも結局仕事せず
家庭に入る人間が読み書きできるっていう「教養」身につけて終わりの場だった

今は女性が社会進出して女性もそのレベルの教養はもういらない
という時代読み書きはできて当然それプラスアルファが求められる時代
だから文学部削減という話になった
要するにもう文学は用済みってことだな

>>232
本人もそこで小説家引退する気でいたらしいね
しかし武満徹の死で予定変更
さらに義兄・伊丹十三の死でさらに作家として追及するものが増えた

昔の小説なんて歴史資料としての価値しかないわけで
だったら紫式部清少納言など代表的な人物の代表的なフレーズを２，３知ってるだけでいい
それと同じで明治期の人も漱石や鴎外など代表的な人物の代表的なフレーズを
２，３知っていればよい
教科書はそういうコンセプトで作られているんだよ

へ、へえ

>>237
学習指導要領って知ってる？

>>239
教科書審議会知ってる？

聖徳太子が日出国の天子がなんちゃらという文章を書きました
それと清少納言が枕草子を紫式部が源氏物語を
漱石がこころ鴎外は舞姫あたりを書きましたってのを文学史の知識として知るだけ
で教科書に載ってるやつは受験に出る
だから読まれるそれだけのこと

西日本出身の文学者

森鴎外（島根）
泉鏡花（石川）
徳田秋声（石川）
佐藤春夫（和歌山）
宮本顕治（山口）
保田與重郎（奈良）
織田作之助（大阪）
大西巨人（福岡）
大江健三郎（愛媛）
柄谷行人（兵庫）
中上健次（和歌山）
村上春樹（兵庫）
村上龍（長崎）

公教育は教科書「で」指導要領で定められた内容を教えるもので
教科書(の内容)「を」教えるってわけじゃない
教科書会社のコンセプトとか教える側も教わる側も意識してないよ

教科書に書いてあることを教えるのが教諭
学者でもない単なる地方公務員
以上

小説はまだ作家名や作品名が出てくるだけいいよな
短歌俳句詩の古典なんてほぼ顧みられないだろ

>>244
違うよ
教科書より副読本より学習指導要領が優先される
教科書の解説なんか教員でもなんでもない院生が書いてるし

単に明治期の人達と現代人とでは語彙力に大きな差があるってだけの話
なぜなら今の人は漢文を読んでないから
語彙が豊富ならその分表現の幅が広くなって必然的に面白いものが書ける
でも今は一部の人しか読めない
勿体ないけど仕方ないね

中島敦・・・

島崎籐村も谷崎潤一郎も今でも読まれるだろ

一冊も読んだことないけどなw
泉鏡花は読んだことある
診察台にてとかいうやつ
つまんなかった

持てあます西瓜（すいか）ひとつやひとり者　荷風

荷風と花袋がごっちゃになる

荷風は断腸亭日乗。谷崎は瘋癲老人日記。

島崎藤村の夜明け前は死ぬまでに読んでみたい
てかとりあえず買ってみるか

藤村って姪っ子とアレな関係になったことを反省して作品書いてるよな
俺たち向きな作品なのか

谷崎潤一郎ってむしろ人気あるイメージだわ
暗夜行路とか夜明け前とかは普通に読みやすい

>>246 バカ乙

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/010301.htm#01
Q1 　教科書は，学校教育の中でどのような位置付けになっていますか？

A 　教科書は，「小学校，中学校，高等学校，中等教育学校及びこれらに準ずる学校において
教育課程の構成に応じて組織排列された教科の主たる教材として位置付けられ，児童生徒が学習を進める上で重要な役割を果たしています。
上記の各学校において，教科書を使用することが義務付けられています。
教科書は，この学習指導要領に示された教科・科目等に応じて作成されています。

http://shitabari.web.fc2.com/yojouhan.html

　思へば二十歳の頃、身は人情本中の若旦那よろしくひとりよがりして、十七人の生娘などは面白からず五ツ六ツも年上の
大年増泣かして見たしと願掛までせし頃は四十の五十のといふ老人の遊ぶを見れば、あの爺何といふ狒々ぞや、色恋も若気
のあやまちと思へばゆるされもすべきに分別盛の年にも恥ぢず金の威光でいやがる女のおもちやにするは言語道断と、こな
たは部屋住の身のふところまゝならぬ、役にも立たぬ悲憤慷慨今となつて思返せばをかしいやら恥しいやら、いつの間にか
われ人共に禿頭皺嗄声となりて、金に糸目はつけぬぞあの妓をぜひと、茶屋の女房へ難題持込む仲間とはなるぞかし。

司馬遼太郎と松本清張は時代が変わっても読まれ続ける感じだな
山崎豊子もこの辺に続くかね
このレベルになると大衆作家とさえ言われなくなる

￡

>>256
教科書の元となっている学習指導要領にこう書いてあるんだが

2 第2の各学年の内容の〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕については，次のとおり取り扱うものとする。

〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕の(1)に示す事項については，次のとおり取り扱うこと。
ア知識をまとめて指導したり，繰り返して指導したりすることが必要なもの
については，特にそれだけを取り上げて学習させることにも配慮すること。イ言葉の特徴やきまりに関する事項については，日常の言語活動を振り返り，言葉の特徴やきまりについて気付かせ，言語生活の向上に役立てること
を重視すること。

2.3のフレーズを知っていればいいなんて一言も入ってない

今イケイドが熱い

>>256

　各学校においては，教科書を中心に，教員の創意工夫により適切な教材を活用しながら学習指導が進められています。

ここまでコピペしないのは卑怯だろ
「より適切な教材」は教科書に限らない

夜明け前は青空文庫にあるよ
http://www.aozora.gr.jp/cards/000158/files/1504_14585.html

ネットの小説は苦手なんで本の方勧めるけど

こういうスレって結局最後はマウンティングの取り合いになるんだな

>>260
>>262
バカ乙

>教科の主たる教材として位置付けられ
>教科書を使用することが義務付けられています。
>教科書は，この学習指導要領に示された教科・科目等に応じて作成されています。

夜明け前は幕末の宿場町の風俗描写（野鳥の食べ比べ）とか尾張藩の支配体制とか税金（労役）とかが分かって日本史ヲタにもお勧めしたい

>>265
もう一度レス読んだ方が良いよ

お前らが丹羽文雄を全く読んでいない件
そもそも名前を知らない奴も多そうなんだが
演劇女子部じゃやることないかね？

高橋愛＝痴人の愛

ハロプロはナオミっておらんのか

丹羽文雄は「海戦」だけ読んだ

息子しかしらない

ドルヲタはみんな譲治さん

むしろ佐助

谷崎は幼女のおしっこ見る短編があったな
多分文庫で読んだんだろうが

志賀直哉なんかハードル低くて読みやすいだろ

文学()

小説って子供向けルパンぐらいしか読んでなかったんだけど
性の目覚めが親父が毎週買ってた週刊誌のエロ小説
富島健夫とか川上宗薫とか宇野鴻一郎とか貪るように読んで
大人の小説が読めるようになった

志賀は説明を省きすぎてイミフな短編も少なくない
暗夜行路も専門家でさえ解読できない表現があると言われているくらいだし

寺田寅彦はどうなの

そういや吉行淳之介の名前が出てこない
あれこそ大人が読む小説って感じがするよな

俺は山本周五郎とか池波正太郎でいいや

落ちこぼれ人間・安岡章太郎こそ俺らが読むべきものなのかもしれないな

いや坂口安吾の堕落論だろ

女弟子の蒲団をクンクン嗅ぐ俺たちの花袋先生

安吾は知名度が高いけど
完成された作品が極端に少ないんだよな

寺田寅彦の震災日記は３１１の時を彷彿させる内容

>>278
3人とも出自は純文だからね

漱石のそれからは
わがバイブル

川上宗薫は平気でJKに中田氏したりあなる責めしたりするからなあ

だから共感されるのは池井戸だろ

泉鏡花は大衆文学

俺ディケイド・ジュンだけど何か質問ある？

レス読んでないけどマウンティングスレだろうな

マウンティング
最近これ至る所で見かけるな

すぐ飛びついて類型的に使いまくる低能がほんと嫌い
こんな凡庸なゴミがこういうスレを図々しく覗くんだもんな

俺も夜明け前は読んだ
長いのは長いけど丁寧な文章で構成もしっかりしてるからそういう意味では読みやすい

>>283
ケーキかなにかを二人でむしゃぶりつくようにたべるところは興奮した

>>281
背伸びして読み漁ったけど
全く理解できなかった高校時代

谷崎と公房は中学時代に読んで大分中てられた

谷崎潤一郎 永井荷風 志賀直哉 島崎藤村 泉鏡花が現在ほとんど読まれなくなったのは・・・ [無断転載禁止]©2ch.net->画像>4枚

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