マグミクス2022.11.29
https://magmix.jp/post/122889
近年『ONE PIECE』や『聖闘士星矢』など、海外で続々とジャンプマンガが実写化されています。ファンの多いマンガの実写化作品には不安の声も見られますが、ハリウッドならではの高予算で、リアルな映像技術によって迫力のバトルが再現できるかもしれません。
Netflixで実写ドラマの配信が決定している『ONE PIECE』や、新田真剣佑さんが主演を務める予定の実写版『聖闘士星矢』（映画の原題：『Knights of the Zodiac』）など、海外では「週刊少年ジャンプ」の大人気マンガの実写作品が立て続けに制作中です。世界的人気のジャンプマンガは、その他にもハリウッドで実写化が決定している作品が多数あります。
●実写化常連の監督が全編英語作品に挑む！『僕のヒーローアカデミア』
2014年より連載開始され、22年に入って物語がクライマックスを迎えているマンガ『僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）』は、原作、TVアニメシリーズともに海外でも人気を博しており、世界中で愛されています。
そんな『ヒロアカ』は、これまで『アイアムアヒーロー』『キングダム』など、人気マンガの実写化を数多く手がけてきた佐藤信介氏がハリウッド実写版の監督を務めることが発表されています。
数々の実績のなかでも、特に『キングダム』はスケールの大きいバトルシーンや、キャラクターの再現度で原作ファンからも好評でした。主人公・緑谷出久（デク）をはじめとするヒーローたちのビジュアルの再現や、さまざまな特殊能力「個性」でヴィランと激しいバトルを繰り広げる戦闘シーンなどが、ハリウッドの高い映像技術でどう描かれるのか、今から注目が集まります。
●2017年に正式発表！原作者も関わる『NARUTO-ナルト-』
最強の火影（忍びの里の長）を目指す主人公・うずまきナルトが、仲間たちと試練を乗り越え成長していく姿を描いたマンガ『NARUTO-ナルト-』は、2016年のジャンプフェスタにて実写作品の制作が発表されています。
現時点で、日本でもヒットした映画『グレイテスト・ショーマン』を手がけたマイケル・グレイシー氏が監督を担当することが発表されていますが、キャストなどはほぼ未定の模様です。2018年にグレイシー監督は米メディア「Collider」でのインタビューにおいて、脚本の執筆段階であると答えています。その背景には「自分はこれまで日本のマンガを原作としてハリウッドで実写化された作品に不満を抱いており、最も作品を理解している原作者の岸本斉史氏に納得してもらえる脚本を作りたい」という思いがありました。「岸本先生が納得する脚本が完成しない限り、企画は進まない」とも発言しており、現にインタビューからすでに4年が経過しています。
監督が『NARUTO-ナルト-』を愛しているからこそ、原作者の納得にこだわっているようですが、実写化が実現できるかは現状未定です。しかし、監督が言う通りの脚本が完成し、企画が進めばクオリティは期待できるでしょう。
●Netflixでの再実写化！『DEATH NOTE』
名前を書くだけで人を殺すことができる「DEATH NOTE」を偶然手にした「キラ」こと主人公・夜神月（ライト）と、彼を捕らえようとする名探偵・Lの頭脳戦を描いたマンガ『DEATH NOTE』は、日本でも実写映画、ドラマが制作された人気作です。そのほかにもアニメや舞台、ゲームとさまざまなメディアミックス化されています。
Netflixでは2017年に実写映画版『Death Note/デスノート』を配信していますが、2022年に完全新作となる実写版ドラマを再度制作することが発表されました。大ヒットドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の企画・製作総指揮で知られるダファー兄弟が手掛けると発表され、話題を呼んでいます。
なお、『Death Note/デスノート』についても、製作に参加していたマシ・オカ氏が2021年に米メディア「Screen Rant」のインタビューで、「まだ何も決まってはいないが進行はしている」と発言しています。1作目は主人公がごく普通の高校生になっているほか、Lが黒い衣装とマスクで身を隠しているなど、原作から大きく改変されており、もし作られるなら2作目がどのような仕上がりになるのか気になる人も多いでしょう。手に汗握る頭脳戦が見どころの『DEATH NOTE』が、どのような形で実写化されるのか楽しみですね。
（田中泉）
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近年『ONE PIECE』や『聖闘士星矢』など、海外で続々とジャンプマンガが実写化されています。ファンの多いマンガの実写化作品には不安の声も見られますが、ハリウッドならではの高予算で、リアルな映像技術によって迫力のバトルが再現できるかもしれません。
Netflixで実写ドラマの配信が決定している『ONE PIECE』や、新田真剣佑さんが主演を務める予定の実写版『聖闘士星矢』（映画の原題：『Knights of the Zodiac』）など、海外では「週刊少年ジャンプ」の大人気マンガの実写作品が立て続けに制作中です。世界的人気のジャンプマンガは、その他にもハリウッドで実写化が決定している作品が多数あります。
●実写化常連の監督が全編英語作品に挑む！『僕のヒーローアカデミア』
2014年より連載開始され、22年に入って物語がクライマックスを迎えているマンガ『僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）』は、原作、TVアニメシリーズともに海外でも人気を博しており、世界中で愛されています。
そんな『ヒロアカ』は、これまで『アイアムアヒーロー』『キングダム』など、人気マンガの実写化を数多く手がけてきた佐藤信介氏がハリウッド実写版の監督を務めることが発表されています。
数々の実績のなかでも、特に『キングダム』はスケールの大きいバトルシーンや、キャラクターの再現度で原作ファンからも好評でした。主人公・緑谷出久（デク）をはじめとするヒーローたちのビジュアルの再現や、さまざまな特殊能力「個性」でヴィランと激しいバトルを繰り広げる戦闘シーンなどが、ハリウッドの高い映像技術でどう描かれるのか、今から注目が集まります。
●2017年に正式発表！原作者も関わる『NARUTO-ナルト-』
最強の火影（忍びの里の長）を目指す主人公・うずまきナルトが、仲間たちと試練を乗り越え成長していく姿を描いたマンガ『NARUTO-ナルト-』は、2016年のジャンプフェスタにて実写作品の制作が発表されています。
現時点で、日本でもヒットした映画『グレイテスト・ショーマン』を手がけたマイケル・グレイシー氏が監督を担当することが発表されていますが、キャストなどはほぼ未定の模様です。2018年にグレイシー監督は米メディア「Collider」でのインタビューにおいて、脚本の執筆段階であると答えています。その背景には「自分はこれまで日本のマンガを原作としてハリウッドで実写化された作品に不満を抱いており、最も作品を理解している原作者の岸本斉史氏に納得してもらえる脚本を作りたい」という思いがありました。「岸本先生が納得する脚本が完成しない限り、企画は進まない」とも発言しており、現にインタビューからすでに4年が経過しています。
監督が『NARUTO-ナルト-』を愛しているからこそ、原作者の納得にこだわっているようですが、実写化が実現できるかは現状未定です。しかし、監督が言う通りの脚本が完成し、企画が進めばクオリティは期待できるでしょう。
●Netflixでの再実写化！『DEATH NOTE』
名前を書くだけで人を殺すことができる「DEATH NOTE」を偶然手にした「キラ」こと主人公・夜神月（ライト）と、彼を捕らえようとする名探偵・Lの頭脳戦を描いたマンガ『DEATH NOTE』は、日本でも実写映画、ドラマが制作された人気作です。そのほかにもアニメや舞台、ゲームとさまざまなメディアミックス化されています。
Netflixでは2017年に実写映画版『Death Note/デスノート』を配信していますが、2022年に完全新作となる実写版ドラマを再度制作することが発表されました。大ヒットドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の企画・製作総指揮で知られるダファー兄弟が手掛けると発表され、話題を呼んでいます。
なお、『Death Note/デスノート』についても、製作に参加していたマシ・オカ氏が2021年に米メディア「Screen Rant」のインタビューで、「まだ何も決まってはいないが進行はしている」と発言しています。1作目は主人公がごく普通の高校生になっているほか、Lが黒い衣装とマスクで身を隠しているなど、原作から大きく改変されており、もし作られるなら2作目がどのような仕上がりになるのか気になる人も多いでしょう。手に汗握る頭脳戦が見どころの『DEATH NOTE』が、どのような形で実写化されるのか楽しみですね。
（田中泉）
