広大な世界を自由に歩き回れるオープンワールドゲームには,当然ながら時間の概念もあって,
一定の時間で昼と夜が訪れる。
夜に出現する強い敵を避けたいときは,「もう日が暮れるのかよ!」,
逆にその敵を狩りたいときは「まだ夜にならないのかよ!」などと思いながらプレイしている人は多いだろう。
そして,1日経過するのに必要なプレイ時間が,タイトルによって結構違っていることに気づいているかもしれない。
ということで,オープンワールドゲームの1日がどれくらいの長さなのか,人気の11タイトルで調べてみた。
ゲーム内に時計があるものについてはそれを基準にして,
ないものは日光によってできる影が同じ場所に来るまでの時間を計測した結果が,以下にあるグラフだ。
タイトルは発売日が古い順で並べている。
(中略)
■「Grand Theft Auto V」の9年間=約109日間
「Grand Theft Auto V」(PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360)の主人公は,
マイケル,トレバー,フランクリンの3人。このうちマイケルとトレバーには,一緒に銀行強盗を企てた過去があり,
それがストーリーに大きく関わってくる。
本作ではその強盗の様子がプロローグ的に描かれた後,9年が経過したという設定で本格的にプレイが始まるのだが,
その9年はプレイ時間に換算すると約109日になる。これくらい間を空けると,いい感じに事件の記憶が薄れて,
ストーリーがリアルに感じられるかもしれない。
■「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」の9年間=約164日間
「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」(PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360。以下,MGSV:TPP)のストーリーは,
ある事件に巻き込まれた主人公のスネークが,9年もの昏睡状態から目を覚ますシーンで始まる。
その事件は「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES」(PC / PS4 / PS3 /
Xbox One / Xbox 360。 以下,MGSV:GZ)で描かれているので,
MGSV:GZのプレイ後,160日くらい空けてMGSV:TPPを始めるのも一興だろう。
調査前は,「MGSV:GZとMGSV:TPPの発売日の間をゲームの時間に換算すると,9年くらいになるかも……!」と期待していたのだが,
残念ながらずれていた(MGSV:GZの発売は2014年3月20日,MGSV:TPPは2015年9月2日)。
まぁ,そこを重視して発売日を決めることがないのは当然だが……。
■ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の100年間=約608日間
ハイラル王国を襲った大災厄で傷つき,眠りについたリンクが100年後に目を覚ますところから始まる
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(Nintendo Switch / Wii U)。
とんでもない長さの時間だが,ゲーム内の1日が現実世界の24分と短いせいで,約1年8か月まで縮まった。
「その気になれば待てないこともない」くらいまでにはなったような気はする。
ただし,発売日(2017年3月3日)から待っていたとしても,まだ遊べない。
■「Fallout 4」の200年間=約3650日間
「Fallout 4」(PC / PS4 / Xbox One)の主人公は,核爆発から身を守るためにシェルターへ逃げ込み,
200年後に再び地上世界へ出ることになる。
現実世界の時間に換算するとちょうど10年で,発売日(2015年12月17日)から数えても,プレイを再開できるのは2025年だ。
その頃にはもしかしたら「Fallout 5」や「Fallout 6」あたりが次世代機向けにリリースされているかもしれない……。
以上のように,オープンワールドの時間についていろいろと調べてみたが,いかがだっただろうか。
プレイヤーの多くは,「MGSV:TPP」の「ファントムシガー」のような便利アイテムを使って,
好きなように時間を進めているかと思うが,たまにはそのタイトルの“時間の流れ”に身をまかせてみるのもいい。
さっき沈んだ太陽がまた昇ってきたり,木の影が少しずつ動いていたりといったところを見ると,
その世界が“生きている”と感じられるはずだ。
4GamerNews
http://www.4gamer.net/games/999/G999905/20180224005/
一定の時間で昼と夜が訪れる。
夜に出現する強い敵を避けたいときは,「もう日が暮れるのかよ!」,
逆にその敵を狩りたいときは「まだ夜にならないのかよ!」などと思いながらプレイしている人は多いだろう。
そして,1日経過するのに必要なプレイ時間が,タイトルによって結構違っていることに気づいているかもしれない。
ということで,オープンワールドゲームの1日がどれくらいの長さなのか,人気の11タイトルで調べてみた。
ゲーム内に時計があるものについてはそれを基準にして,
ないものは日光によってできる影が同じ場所に来るまでの時間を計測した結果が,以下にあるグラフだ。
タイトルは発売日が古い順で並べている。
(中略)
■「Grand Theft Auto V」の9年間=約109日間
「Grand Theft Auto V」(PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360)の主人公は,
マイケル,トレバー,フランクリンの3人。このうちマイケルとトレバーには,一緒に銀行強盗を企てた過去があり,
それがストーリーに大きく関わってくる。
本作ではその強盗の様子がプロローグ的に描かれた後,9年が経過したという設定で本格的にプレイが始まるのだが,
その9年はプレイ時間に換算すると約109日になる。これくらい間を空けると,いい感じに事件の記憶が薄れて,
ストーリーがリアルに感じられるかもしれない。
■「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」の9年間=約164日間
「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」(PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360。以下,MGSV:TPP)のストーリーは,
ある事件に巻き込まれた主人公のスネークが,9年もの昏睡状態から目を覚ますシーンで始まる。
その事件は「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES」(PC / PS4 / PS3 /
Xbox One / Xbox 360。 以下,MGSV:GZ)で描かれているので,
MGSV:GZのプレイ後,160日くらい空けてMGSV:TPPを始めるのも一興だろう。
調査前は,「MGSV:GZとMGSV:TPPの発売日の間をゲームの時間に換算すると,9年くらいになるかも……!」と期待していたのだが,
残念ながらずれていた(MGSV:GZの発売は2014年3月20日,MGSV:TPPは2015年9月2日)。
まぁ,そこを重視して発売日を決めることがないのは当然だが……。
■ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の100年間=約608日間
ハイラル王国を襲った大災厄で傷つき,眠りについたリンクが100年後に目を覚ますところから始まる
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(Nintendo Switch / Wii U)。
とんでもない長さの時間だが,ゲーム内の1日が現実世界の24分と短いせいで,約1年8か月まで縮まった。
「その気になれば待てないこともない」くらいまでにはなったような気はする。
ただし,発売日(2017年3月3日)から待っていたとしても,まだ遊べない。
■「Fallout 4」の200年間=約3650日間
「Fallout 4」(PC / PS4 / Xbox One)の主人公は,核爆発から身を守るためにシェルターへ逃げ込み,
200年後に再び地上世界へ出ることになる。
現実世界の時間に換算するとちょうど10年で,発売日(2015年12月17日)から数えても,プレイを再開できるのは2025年だ。
その頃にはもしかしたら「Fallout 5」や「Fallout 6」あたりが次世代機向けにリリースされているかもしれない……。
以上のように,オープンワールドの時間についていろいろと調べてみたが,いかがだっただろうか。
プレイヤーの多くは,「MGSV:TPP」の「ファントムシガー」のような便利アイテムを使って,
好きなように時間を進めているかと思うが,たまにはそのタイトルの“時間の流れ”に身をまかせてみるのもいい。
さっき沈んだ太陽がまた昇ってきたり,木の影が少しずつ動いていたりといったところを見ると,
その世界が“生きている”と感じられるはずだ。
4GamerNews
http://www.4gamer.net/games/999/G999905/20180224005/