先進国で最悪の水準の日本の財政を立て直すため、財務省は
、医療費や介護費の膨張を抑える制度の見直し案をまとめました。
軽いかぜなどで診察を受ける場合は、患者の自己負担を上乗せするよう提案しています。
医療費を抑えるために、財務省は、かぜなど比較的軽い症状で診察を受ける場合は
、窓口で支払う自己負担を引き上げるよう提案しています。
患者が医療機関の窓口で支払う自己負担。現在は69歳までの人は3割、
75歳以上の人は1割を負担するのが原則です。70歳から74歳までの人は、
1割から2割へ負担の段階的な引き上げが進んでいます。
財務省は、日本は、ほかの国に比べて、かぜなど比較的軽い症状で診察を
受ける頻度が高く、それが医療費の増加につながっていると指摘しています。
このため軽い症状で外来受診する場合は、一定額を上乗せして自己負担を
引き上げるべきだと提案しています。
また患者の健康状態を把握している「かかりつけ医」を受診すれば、
余分な検査代や薬代が減るとして、「かかりつけ医」以外の医療機関を受診する場合は、
さらに上乗せを額を引き上げることも提案しています。
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