日本から世界に広まった「絵文字(emoji)」は、どのように生まれたのか?
https://www.fuze.dj/2016/09/1999iemoji.html
栗田穣崇(くりた・しげたか)。彼は、当時NTTドコモでiモード立ち上げに参画し、後に絵文字生みの親とも称される人物だ。当時は通信上の制限もあり、シンプルなドット絵の図案を文字セットの一種として入れようと企画されたのが絵文字だった。
iモードの端末側の開発が遅れるなどの事情もあり、この絵文字の企画開発はほぼ栗田氏1人で行われたそうだ。iモードリリース時に用意された絵文字は176種類、これら絵文字のすべてを栗田氏が監修した(それが絵文字の生みの親と言われる所以でもある)。そこから他キャリアふくむ日本の携帯メールには、絵文字が欠かせないものとなっていった。