政府の観光支援事業「Go To トラベル」の運用で東京発着の旅行が除外されたことに対し、観光客を迎えてきた埼玉県の川越市内で17日、さまざまな声が聞こえた。
駄菓子店などが軒を連ねる菓子屋横丁で土産店を営む60代男性は「これじゃあ、GoToトラブル。困ったもんだ」と苦笑いを見せた。「東京の対象うんぬんでなく今、観光地に人を呼ぶ政策を打ち出すことはどうなのか」と首をかしげ、「観光業に直接、お金を給付した方が有効な予算の使い道」と指摘した。
土産店の50代女性は「このままだと経営は厳しい。かといって東京から多くの観光客が押し寄せるのは怖い気がする。菓子屋横丁から感染者を出すことだけは避けたい」と複雑な表情。観光を楽しんでいた東京都葛飾区の主婦(35)は「最初は、えーと思ったけれど、東京は感染者が増えているので除外は仕方ない。都内で遊びたい」と話していた。
小江戸川越観光協会によると、川越には埼玉県内からの観光客が最も多く、次いで東京都民が訪れているという。根岸督好事務局長(63)は「埼玉で感染増が続き、県民の観光が制約される事態になることが心配」と話した。
埼玉新聞 2020/7/18 12:46 (JST)
https://www.47news.jp/localnews/5030240.html
駄菓子店などが軒を連ねる菓子屋横丁で土産店を営む60代男性は「これじゃあ、GoToトラブル。困ったもんだ」と苦笑いを見せた。「東京の対象うんぬんでなく今、観光地に人を呼ぶ政策を打ち出すことはどうなのか」と首をかしげ、「観光業に直接、お金を給付した方が有効な予算の使い道」と指摘した。
土産店の50代女性は「このままだと経営は厳しい。かといって東京から多くの観光客が押し寄せるのは怖い気がする。菓子屋横丁から感染者を出すことだけは避けたい」と複雑な表情。観光を楽しんでいた東京都葛飾区の主婦(35)は「最初は、えーと思ったけれど、東京は感染者が増えているので除外は仕方ない。都内で遊びたい」と話していた。
小江戸川越観光協会によると、川越には埼玉県内からの観光客が最も多く、次いで東京都民が訪れているという。根岸督好事務局長(63)は「埼玉で感染増が続き、県民の観光が制約される事態になることが心配」と話した。
埼玉新聞 2020/7/18 12:46 (JST)
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