聖徳太子が描かれた旧一万円札の偽札を中国から輸入したとして、大阪府警捜査2課などは13日、偽造通貨輸入
容疑で、住居不詳、自称自営業の中国籍、周維毅(いき)容疑者(64)を逮捕した。
■旧日本軍が中国に残した“埋蔵金”話で…
府警は平成27年1月、周容疑者から受け取った偽札を国内へ持ち込んだとして、同容疑で日本人の男2人=
いずれも偽造通貨輸入罪などで実刑判決が確定=を逮捕。その後、首謀者とみられる周容疑者を指名手配していた。
逮捕容疑は、平成25年6月、偽造された旧一万円札約100枚を上海から航空機で中部国際空港(愛知県)に
輸入したとしている。
周容疑者は13日未明、香港から関西国際空港(大阪府)に到着した際、逮捕された。調べに対し、「(偽札は)
中国国内の闇工場で製造されたものだと知人を介して聞いていた」と容疑を認めている。
府警によると、周容疑者は男らに「日本軍人が残した財産を日本へ持ち帰る事業がある」などと儲け話を持ちかけて
偽札を提供。報酬として中国元約4万元(日本円で当時約60万円相当)を受け取っていたという。
http://www.sankei.com/west/news/170413/wst1704130071-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/170413/wst1704130071-n2.html