112016/03/30(水) 17:48:42.52
2吾輩は名無しである2016/03/30(水) 17:53:03.23
立てました
3吾輩は名無しである2016/03/31(木) 08:14:50.79
青空文庫でも読めるようになります
4吾輩は名無しである2016/03/31(木) 21:53:24.55
短編は色々読んだが、長めのは
痴人の愛、春琴抄、猫と庄造〜、ぐらいかな
5吾輩は名無しである2016/04/01(金) 00:06:54.44
6吾輩は名無しである2016/04/03(日) 02:15:12.77
細雪
いい言葉だ
7P ◆ZLBBb2oY8k 2016/04/03(日) 02:16:47.94
そもそもなんでタイトルが「細雪」なのかな?
8P ◆ZLBBb2oY8k 2016/04/03(日) 02:19:37.82
かっこいいタイトルですよね。作中で雪が降っているシーンを思い出せないけど、最初から「細雪」というタイトルで連載されていたと年譜に書いてあった気がする。
9吾輩は名無しである2016/04/06(水) 08:01:13.08
背が低い
10吾輩は名無しである2016/04/07(木) 15:33:04.31
ご飯に柔らかいのをかけて「美味しいです♪」って笑顔で食べてる動画撮っちゃうよ?
11吾輩は名無しである2016/04/07(木) 17:51:29.47
無理矢理ウンコ食わすぞお前
12吾輩は名無しである2016/04/07(木) 17:58:38.34
勝手にコピペすんな。僕がやってると思われるだろ。
13吾輩は名無しである2016/04/07(木) 18:00:10.34
テメーあんま調子乗ってると喧嘩買っちゃうよ?
14P ◆ZLBBb2oY8k 2016/04/07(木) 19:59:24.86
15吾輩は名無しである2016/04/08(金) 06:23:30.25
お前はデリヘルの女に首絞めてもらって絞められすぎてお亡くなりになれよ。
16P ◆ZLBBb2oY8k 2016/04/08(金) 07:47:07.10
阿部定だね。
17吾輩は名無しである2016/04/08(金) 09:43:13.17
テメーあんま調子乗ってると喧嘩買っちゃうよ?
18吾輩は名無しである2016/04/08(金) 10:05:02.74
何言ってんだよお前喧嘩売ってんのか?
19吾輩は名無しである2016/04/08(金) 10:05:32.47
いじめちゃうぞコラ(笑)
20P ◆ZLBBb2oY8k 2016/04/08(金) 11:06:20.07
21吾輩は名無しである2016/04/08(金) 16:47:04.21
無理矢理ウンコ食わすぞお前
22吾輩は名無しである2016/04/08(金) 18:24:51.30
「自分の性癖が恥ずかしくて女に谷崎を勧められません」←少年かよ?オッサン(笑)
23P ◆ZLBBb2oY8k 2016/04/08(金) 20:12:28.06
24吾輩は名無しである2016/04/09(土) 06:00:24.11
嫌らしいマゾヒストが偉そうにすんじゃねーよ
25吾輩は名無しである2016/04/09(土) 06:01:01.69
大学生1〜2年生くらいだったら「まだ若いし」で苦笑されて許されるのかな(笑)でもこいついいおっさんだぜ(笑)
26吾輩は名無しである2016/04/09(土) 15:39:47.22
M男くんのくせに生意気だな。いじめるぞ?
27吾輩は名無しである2016/04/10(日) 15:26:35.19
はあ?お前にそんなこと言われる筋合いねーよバカ!
28P ◆ZLBBb2oY8k 2016/04/10(日) 23:20:24.31
そんな…T^T
29吾輩は名無しである2016/04/10(日) 23:48:37.80
生きてる事を恥じろよ(笑)
30吾輩は名無しである2016/05/15(日) 21:05:28.03
謎を解くきっかけをつかんだのは、インターネットを徘徊(はいかい)していたときだった。
『痴人の愛』の本文中にも言及される、セシル・B・デミルのいくつかのサイレント映画作品が、
著作権切れになったものが大量にネット上にアップされているこの時代に、観(み)られるようになった。
著者はデミルの映画を、消費社会を反映し、金持ちになって贅沢(ぜいたく)な暮らしがしたいという庶民の夢をスクリーンに映し出したものとしてとらえ、
このデミルの映画作法が『痴人の愛』の作品世界につながっていると考える。
そこからさらに想像を逞(たくま)しくして、『痴人の愛』がもともと「映画の企画案だったのではないか」という大胆な仮説を立て、
「谷崎は、まるで映画を撮るように、『痴人の愛』を書いたのではないだろうか」と論じるところが、本書の白眉(はくび)である。
http://mainichi.jp/articles/20160515/ddm/015/070/004000c 31吾輩は名無しである2016/05/19(木) 15:01:47.09
この人の作品の面白さは異常
日本文学にありがちなじめじめした暗さもないし、文体も含蓄がありながらも簡潔で美しい
瘋癲老人日記なんて死に際の老人の告白日記なのに、ユーモラスで読んでいて噴き出さずにはいられなかった
32吾輩は名無しである2016/05/20(金) 18:33:37.49
お前はデリヘルの女に首絞めてもらって絞められすぎてお亡くなりになれよ。
33吾輩は名無しである2016/05/20(金) 18:50:04.23
言うほど簡潔か?
34吾輩は名無しである2016/05/21(土) 04:59:13.91
簡潔ばりばり
35吾輩は名無しである2016/05/22(日) 20:19:39.71
36吾輩は名無しである2016/05/22(日) 20:20:26.90
死に際によくあんなの書けるな
瘋癲老人日記
37吾輩は名無しである2016/05/23(月) 22:01:25.38
the berlin affair (1985)
ダウンロード&関連動画>>
『卍/ベルリン・アフェア』(原題: The Berlin Affair)は、1985年製作のイタリア・ドイツ合作映画。
原作は谷崎潤一郎の小説『卍』。日本では劇場未公開。
ルイーズ:グドルン・ランドグレーベ
ミツコ:高樹澪
ハインツ:ケビン・マクナリー
ハンス・ツィッシュラー
マッシモ・ジロッティ
辻村ジュサブロー 38吾輩は名無しである2016/05/31(火) 23:56:39.65
39吾輩は名無しである2016/06/03(金) 13:09:08.53
40吾輩は名無しである2016/06/05(日) 19:29:31.48
谷崎松子夫人が「倚松庵の夢」のなかで「春琴抄執筆中の谷崎がマゾ過ぎて申し訳なくて針の筵だった」的なこと書いてたのに今年出版されたその時期の往復書簡で割と調子乗って谷崎潤一郎にめっちゃ高圧的やったからやっぱり女はクソ!ってなった
https://twitter.com/shingo002/status/674977696791703556
勝部真長『若き日の和辻哲郎』(PHP文庫、1995)は『青春の和辻哲郎』の加筆改題。「和辻・谷崎対照年譜(誕生から大正七年まで)」を附載。
「あとがき」に「もと中公新書の一冊として、一九八七年の秋に出したものであるが、出るとすぐ谷崎未亡人松子女史からの横槍が入ったらしく、中央公論社は絶版同様の扱いをするようになった」云々と。 41吾輩は名無しである2016/06/06(月) 14:52:04.32
↑全く理解できないのだが???
オマエ楽しいのか???????????
42吾輩は名無しである2016/06/06(月) 19:25:00.77
細雪もいいけれども、やはり谷崎は毒のある作品が面白い
人間にたいして冷めた突き放すような認識が根底にあるように感じる
43吾輩は名無しである2016/06/07(火) 00:24:47.23
>>41
「とかく未亡人というのは、「あが仏尊し」で、自分の亭主を完全無欠の存在にしておきたいらしい」。
――勝部真長『若き日の和辻哲郎』「あとがき」 44吾輩は名無しである2016/06/12(日) 21:39:08.20
NHKラジオの朗読でやった蓼食う虫
すごく面白かった
最後意味不明だったけど
45吾輩は名無しである2016/06/13(月) 03:58:53.52
↑これは面白くないだろが。
あのラストはねーべな。
46吾輩は名無しである2016/06/13(月) 04:00:13.99
ご飯に柔らかいのをかけて「美味しいです♪」って笑顔で食べてる動画撮っちゃうよ?
47吾輩は名無しである2016/06/18(土) 16:43:48.20
谷崎のスレより三島由紀夫のスレのほうが伸びる悲劇
文学の質ではなく、作者のキャラクターで評価や知名度が変わってしまうことの裏返し
48吾輩は名無しである2016/06/19(日) 05:35:40.50
テメーあんま調子乗ってると喧嘩買っちゃうよ?
49吾輩は名無しである2016/06/20(月) 22:20:18.67
>>44
おもしろかったね 朗読の長谷川稀世がうまくて聞き入った
ラストは 要と義父の妾のお久が今にも性的接触を持ってしまいそうな雰囲気だったと感じたけどな 50吾輩は名無しである2016/07/04(月) 23:41:39.63
蓼食う虫のラストが意味わからんってなんで?
むしろ終わり方が素晴らしい作品だと感じた
東洋と西洋、伝統と現代といったあの時代特有の価値観の葛藤への作者の回答が最後の場面に凝縮されてると思った
51吾輩は名無しである2016/07/05(火) 06:30:52.23
蓼食う虫は全体が盛り上がりに欠ける小説。
ラストだけではないから
52吾輩は名無しである2016/07/06(水) 17:01:36.42
この人の文章の美味さは認めるが、
かなり過大評価され過ぎだと思うかな。
だってこれは傑作と言えるのは俺的には春琴抄しかないのだが。
人によってはその春琴抄すら傑作とは言わないし。
どんなんだろ?
53吾輩は名無しである2016/07/06(水) 20:41:47.89
でも、作家や批評家等のプロには評価高いよね
54吾輩は名無しである2016/07/06(水) 20:54:54.37
春琴抄、細雪、痴人の愛、瘋癲老人日記、卍、蓼食う虫、傑作はたくさんあるよ
この人の評価が高いのは、筋を疎かにしがちな日本文学の中で物語性を疎かにせず、
実験的な文体を作品に違和感なく落とし込みながら、
現代にも通ずる普遍的なテーマを扱うということを高い水準で両立させてるからじゃない?
55吾輩は名無しである2016/07/21(木) 15:42:20.57
今までは文学は教養として大事だから、半分義務感覚で読んでたけど、
谷崎の春琴抄を偶々読んで衝撃を受けた
そして文学が本当に面白いものと感じるようになった
自分のなかで文学の素晴らしさ、面白さを知ったのは全くもって谷崎のおかげ
56吾輩は名無しである2016/07/28(木) 21:47:43.77
谷川俊太郎
57記憶喪失した男(愛知県)2016/08/07(日) 22:32:10.73
「鍵」面白かった。
58吾輩は名無しである2016/08/09(火) 15:37:04.56
俺は、谷崎、荷風、川端系では川端が一番自分は好きだな。
理由ははずれがほとんどない。
川端以外は逆だな。
59吾輩は名無しである2016/08/10(水) 00:32:22.42
川端康成は情景描写がすごいよね、あれは本当に天才としかいいようがない
でも谷崎に外れが多いと感じるのは不思議
どちらかというと川端のほうが作品の出来不出来の差が激しい印象だけど
60吾輩は名無しである2016/08/10(水) 06:00:28.82
谷崎を崇拝しているあの小谷野も言っているぜ。
「こころ」は本当に名作かの中で。
谷崎はむらの多い作家だって
自分は当初から思っていたが
61吾輩は名無しである2016/08/10(水) 11:27:06.41
むら=駄作でもないだろ
62吾輩は名無しである2016/08/10(水) 14:47:13.97
100年前の文学の方が面白い
63吾輩は名無しである2016/08/10(水) 15:52:05.87
64吾輩は名無しである2016/08/10(水) 15:54:32.53
ご飯に柔らかいのをかけて「美味しいです♪」って笑顔で食べてる動画撮っちゃうよ?
65吾輩は名無しである2016/08/10(水) 19:41:58.66
春琴抄を初めて読んだが本当に素晴らしい文章だと思った。
痴人の愛とか細雪とかも読んでみたいと思った。
66吾輩は名無しである2016/08/11(木) 16:11:59.37
なんで三島はスレめっちゃ伸びてて
谷崎は7しかないの?
67吾輩は名無しである2016/08/11(木) 20:33:41.96
ネトウヨがいないから
68吾輩は名無しである2016/08/24(水) 06:37:07.94
彼女に瘋癲老人日記とか春琴抄とか渡して「俺こんなんに憧れてんだ」つったらマゾ趣味理解してくれるかな
69吾輩は名無しである2016/08/24(水) 10:15:21.91
春琴抄なら余裕でいけそうだけど、瘋癲老人日記はやめといたほうが無難かも
70吾輩は名無しである2016/08/24(水) 17:20:27.54
71吾輩は名無しである2016/08/24(水) 20:02:47.68
この人だったらまだ荷風のほうが優れていると思う。
72吾輩は名無しである2016/08/24(水) 20:49:41.36
73吾輩は名無しである2016/08/26(金) 17:29:37.53
谷川俊太郎
74吾輩は名無しである2016/08/26(金) 22:40:22.41
75吾輩は名無しである2016/08/26(金) 22:41:51.79
>>70
英語版デ攻メル
Diary of a Mad Old Man 76吾輩は名無しである2016/08/31(水) 16:21:51.36
77吾輩は名無しである2016/08/31(水) 17:39:05.29
後期の文体の方が好きだな
細雪、蓼喰う虫読んだ後に刺青・秘密を読んでなんだこれってなった記憶
初期も悪くないんだけど修飾が過ぎるね
78吾輩は名無しである2016/08/31(水) 17:55:04.43
そもそもが細雪って傑作か???
79吾輩は名無しである2016/09/01(木) 02:02:29.75
80吾輩は名無しである2016/09/01(木) 02:11:51.49
>>79
自演じゃないよ、といっても証明はできないんだけどね 81吾輩は名無しである2016/09/01(木) 02:22:37.26
よく言われていることを、より分かりづらくより曖昧に書いてなにが的確かとは俺も思うわ
自演かどうかは置いといてね、
82吾輩は名無しである2016/09/01(木) 02:26:30.66
陰翳礼讃と文章読本だけでいいよ、谷崎は
83吾輩は名無しである2016/09/01(木) 07:43:08.88
春琴抄もいいよ
84吾輩は名無しである2016/09/01(木) 11:27:37.94
谷崎は湿気なくていいよ
85吾輩は名無しである2016/09/01(木) 16:16:41.26
86吾輩は名無しである2016/09/01(木) 17:13:07.15
谷崎の作品は大人っぽくてかっこいい
三島とか太宰は青春文学だから
87吾輩は名無しである2016/09/01(木) 17:57:00.17
潤ちゃん好きです。
88吾輩は名無しである2016/09/01(木) 20:06:38.78
三島と太宰をひとくくりにするなんて小説読む資格ねえよ
89吾輩は名無しである2016/09/01(木) 21:25:08.72
谷崎の小説からは漱石のような含蓄がまるで感じない。
再読はないタイプ。俺的には
90吾輩は名無しである2016/09/01(木) 21:49:19.61
でも漱石もかつてほど国民的作家として盤石な感じはしないんだよね。
91吾輩は名無しである2016/09/01(木) 22:25:59.83
ただ川端なんか読むと、谷崎の方が足つかって書いてるのはよくわかる
漱石の場合は足つかってないんだけど、よく調べてるから、これはまた川端とは違う
92吾輩は名無しである2016/09/01(木) 23:38:14.58
谷崎ばりばり
川端ばたばた
漱石どんがらがっちゃん
93吾輩は名無しである2016/09/01(木) 23:48:15.20
時代に置き去りにされないように書いてるのはわかるけど、なんかそこはどしんとしててほしかったけどね、まあ二度と出てこない方でしょうね、甚だうまい
94吾輩は名無しである2016/09/01(木) 23:58:24.15
足フェチ
95吾輩は名無しである2016/09/02(金) 18:05:35.84
谷崎を読むなら芥川を読むほうが断然おもしろい。
谷崎を評価している奴って相当に私情というか性行が入っているんだよな。
高畑のなんとかなんて大好きだろうな。谷崎なんかは
でも変態作家と言われている川端はすきだぜ。谷崎とは全然違う。
96吾輩は名無しである2016/09/02(金) 18:33:28.48
ああ、そうさ!俺はドMの変態さ!
一か月に一回は瘋癲老人日記読むわ
97吾輩は名無しである2016/09/02(金) 18:34:12.54
芥川、面白いか?
全部そこそこな感じだけど
98吾輩は名無しである2016/09/02(金) 18:44:00.83
100年前の文学の方が現代文学より面白いのは確か
99吾輩は名無しである2016/09/02(金) 18:55:33.92
100吾輩は名無しである2016/09/02(金) 19:06:06.24
芥川はおもしれーから
101吾輩は名無しである2016/09/02(金) 19:06:55.34
芥川とかカスやろ
評価してるやついるか?
焼き増し焼きましやんけ
102吾輩は名無しである2016/09/02(金) 19:10:16.52
芥川の才能のなさは異常
才能はまったくないね、パロディの人
103吾輩は名無しである2016/09/02(金) 21:46:19.61
>>95
谷崎評価してるけど、高畑って何?意味不明
あと別にマゾ趣味とかないけど楽しめてるよ 104吾輩は名無しである2016/09/02(金) 22:26:37.53
強姦俳優のことだろ
谷崎と強姦は関係ないけどね
105吾輩は名無しである2016/09/02(金) 22:28:34.83
それでも意味わかんなくね
106吾輩は名無しである2016/09/03(土) 00:56:56.44
むしろ性癖では高畑と谷崎は正反対なんだが
踏まれる痛みに快感感じる人だし
107吾輩は名無しである2016/09/03(土) 04:35:54.66
うん、川端のほうがそういう意味では犯罪的だね、性癖を文章化できてよかったよ。
108吾輩は名無しである2016/09/03(土) 04:46:25.37
他者を抹殺してるからな
109吾輩は名無しである2016/09/03(土) 22:55:40.50
人間はなにか強い者、美しいものに隷属することに幸福を感じるという本質を理解していた作家
東京の貧民街でもまれただけあって変に人間の理性を美化したり追求しない、他人になにも期待しない現実主義者なのがい
110吾輩は名無しである2016/09/04(日) 13:15:07.49
ワロタw
111吾輩は名無しである2016/09/04(日) 16:31:37.04
そんな難しく考えなくても谷崎なんて村上春樹と同じでさ、古今東西の物語に対抗しただけなのよ、本当にただそれだけ
文章もうまいけど、鴎外、鏡花と比べたら洗練されてないし、物語を書くための文体でしかないよ
112吾輩は名無しである2016/09/04(日) 17:57:46.76
それでも俺は谷崎が一番好きだ
長ったらしいのに綺麗にまとまった文体がたまらん
113吾輩は名無しである2016/09/04(日) 17:59:35.89
「痴人の愛」を読み始めた。面白い。
114吾輩は名無しである2016/09/04(日) 22:24:31.54
>>112
それでもって別に悪く言ってるわけじゃないからね
俺も谷崎好きだし、漱石鴎外と並ぶ大文豪だと思ってるで 115吾輩は名無しである2016/09/05(月) 07:19:08.92
谷崎はあの坊主顔がインパクトあり過ぎなんだよな
読む以前に生理的に合わない。もちろん読んではいるが
116吾輩は名無しである2016/09/05(月) 11:39:55.96
>>115
しょうもな、お前女かよ、それによくも悪くも平凡な顔でインパクトなんて全くないけど 117吾輩は名無しである2016/09/05(月) 16:19:31.80
あんな堅物そうなお坊さんみたいな風貌でドMってな
118吾輩は名無しである2016/09/05(月) 22:59:05.08
合ってるじゃん
M顔だよ
それに単なるMでもないしな
119吾輩は名無しである2016/09/05(月) 23:13:10.89
痛風顔だよね
120吾輩は名無しである2016/09/08(木) 00:40:39.99
谷川俊太郎
121吾輩は名無しである2016/09/13(火) 10:16:10.76
「幇間」読んだけど、明治末期にはもう催眠術って浸透してたんだね
122吾輩は名無しである2016/09/13(火) 21:11:55.50
『藝術は性慾の発現也。』
谷崎文学を一言で表せばこうなるな。
谷崎の源氏物語翻訳は数十万部以上売れてるが、谷崎みずから中央公論に翻訳を持ちかけたうえで、権威ある人物の校閲を依頼している。
そして山田孝夫が選ばれたということが、その後にも多大な影響を与えたのでないか?
柄谷 谷崎がもうちょっと長生きしていたら、彼がノーベル賞をもらったでしょう。そうすると、三島由紀夫も死なずにすんだ(笑)。しかし、谷崎がノーベル賞をもらっていたら、変なことになったでしょうね。彼は絶対変なことを言うでしょう。
三浦 「美しい日本の私」にはならない。
浅田 「素晴らしい日本のトイレ」とか、そういう講演をするね。
「鍵」は国会でも取り上げられたそうだけどあの内容は普通にマズイ。
でもまあ、現代の視点で見ても面白い。
>>132
瘋癲のほうは傑作だと思うけど鍵は正直どうなんだろうね・・・
写真とるところとか一線越えてるし >>137
別に傑作とは言ってないよ。
今読んでも色あせてない、ということ。
最初から変質者そのものだものね。 いま柄谷行人編「近代日本の批評 昭和篇T」読んでるけど、やはり谷崎は最高だという話になってる。
先日、潤ちゃんの「犯罪小説集」の文庫本を買ってきた。読むの楽しみ。
アメなめてる表紙の奴か
あれ内容と関係あるの?
べつに関係なくてもいいけどさ
宇多田ヒカルと椎名林檎で卍を映画化してくれないだろうか?
↑大正解
読むべきものは死ぬほどある。
時間は有限である。
TPPで著作権保護期間が70年に延びたらどうなるんだ?
美しいものを使ってその間逆の人間の醜さ、汚さを描くのってすごいな
そうだよね、確かに谷崎の作品は性に関する描写が多いけど、
それを美化してるんじゃなくて人間の醜い性質の象徴として描いてるんだと思う
痴人の愛とか読むとわかりやすい
谷崎の性描写は今となってはそれほど過激なものに感じない
しかしあれほど美しい日本語を操れる作家はもはやいなくなってしまった
お艶殺し、なんかB級作品だけど、見事な文章だ。
耽美的日本語として、三島と双璧。
谷崎は今もってどうしてあんなに面白いのか、誰かに説明して欲しい。性の問題を扱っているから、というだけでは説明がつかない。
ノーベル賞というと、詩人の西脇順三郎がなんで受賞できなかったか、どうしても
わからん!これほどの詩人がおいそれと世界のどこかにいると思えるか?
谷川俊太郎の大自然とセックスをする詩、素晴らしいよな。
>>158
プロットがしっかりしているから、そしてテーマが現代人には身近に感じられるものが多いから、かな? 「吉野葛・蘆刈」読んでる。
蘆刈、半分まで読んで寝そう。これから多分女かなんか出てくるんだろうけど
【体験告白】人妻・肉体遊戯の愉しさ『艶』デジタル版 vol.51
ちなみに、すけべ男はみんな、熟した柿が大好きでございます。
あの文豪谷崎潤一郎も「吉野葛」という小説で、熟し柿が大好物だと白状しております。
熟した柿を食べる時のベチョベチョという感覚が、ま×こを紙めるときのベチョベチョ感と似ているからでしょうか。
細雪長編なんで読むのが大変と思っていたがあっという間に読了さすが大家だけあって
女心の機微描くのが常人離れしてるな
>>173
変態シリーズが好きなので、細雪は少し読んで「ノーマルな小説じゃねぇか!」とほっぽりだしたまま。
最近味わいかたが変わってきたので細雪も読んでみます。 細雪で、姉妹が汽車の中で野ばらを大合唱するところ
最高に笑った
皆さんも笑った箇所あれば教えてほしい
谷崎潤一郎読本って誰か買ったひといる?
気になるけど近くに大型書店がなくて中身が見れない。
>>178
妙子が近所のロシア人お婆の喋り方をマネするところ フェティシズム小説集で「憎念」読んだけど、変な嗜好だね
本当に谷崎の作品は谷崎の性的嗜好?を忠実に表現してるのかな?
谷崎に詳しい皆さんに質問させて下さい
谷崎の文体が好きですが、世間では俗に言う変態的嗜好がクロースアップされていて、そういった要素を抜いた作品の一覧が見つかりません
変態的嗜好要素のない谷崎作品を知っている方がいたら教えて下さい
とりあえず源氏物語以外で
ちなみに近所の図書館に全集なんて洒落たもんないっす
細雪
読んで大丈夫でなければ、まあムリだろうな。
文章読本
とか
陰翳礼賛
などが、比較的そういう雰囲気がないと思われるが、
谷崎は谷崎、なので、雰囲気を全部排除するのは無理なのでは。
>>184
ありがとうございます。
陰翳礼賛を読んでなんて美しい日本語を使う人だろうと思ったので、その通りです。
そうですか。
内容を受け付けられない人間をも文章の美しさだけで惹きつけるとは、天才だったのでしょうが・・
作者は他界しているし・・変態的嗜好がない新作は今後も永遠に現れないわけで残念です。
他にこんな文章を書く文豪がいればいいのですが・・川端康成より表現が好みなので本当に残念です。
度量が広くなったらまたチャレンジすることにします。 猫と庄蔵とふたりの女おもしろかった。
これ傑作でないか?
もう遅いかもしれないけど、吉野葛あたりは極めて普通だったような
全集に載っている少年ってのを読んだけど何か怖い話だった。
痴人の愛は笑わせられる。
川端や三島にないのはこのユーモアセンス。
ナオミに振られた男同士で食堂で意気投合するシーンは笑えた
実のセイコは芥川の追っかけだった。
谷崎妻の松子は芥川の大ファンだった。
そんな谷崎はセイコから嫌われ、なんとか松子の僕にはなれた。
なんだかなあ、谷崎ってのは
>>201
子供のふりして甘えようとして足蹴にされるところなんて特に滑稽だった
鍵は、谷崎の作品はエロはあっても描写は控えめだししつこくなかったのに、
唯一そうでない作品だから苦手 谷崎は松子の足の裏を嗅ぎながらいってたんだろうな。
作品と伝記を混同する、あるいは伝記から作品を理解する(或いはその逆)
単純な読者は相変わらずいるな。
昔神社仏閣をめぐって、眺めた光のかわようなテールランプ。
今日の狂の月は反射で乱視つまり乱れて、幾次元ののオカルトや
次元を映す。満天の満月の星空に。
〜光りの河〜 〜闇の川〜
>>206
オマエは谷崎か????
根拠はあんだろうな????
馬鹿野郎 カニを食うなぜか面白くなる。カニ文学。死体拾い文学。
文学的に精神障碍者身体障碍者療育障害者の
胎児を考えてみると胎児の胎児の精霊、日本ではアニミスム
まで傷つくから
乗り物や、同性同士の長い粘りあいの復讐の遅い記憶が
よくはない。
異性愛から性差を考えてずれないことが心理学的には大事だろう。
子育てや、待機児童の問題も。速く学を取って普通についていって
後から練る。損な哲学的時間論も大事だろう。
慶応には乳児院もできたか
出来る予定だ。ちょっとの滞在でもOK。
男は集団戦術や人間関係友達を異性だけに絞ること。
子育ても。育児も 教育費も、皇宮の警護も。
人間関係を渡らないこと。
じょせいはいわずもがな。
復讐がどんな一兵の異性の兵落とした時でも全軍で復讐する
ナポレオンより壮絶で瞬間で空無で速いこと。
谷崎が創造で書いていたブスブサイクがブサイクな子供を作って悦に浸るのが我慢出来ないみたいな主張は共感したな
法・制度の作家谷崎法・制度の作家谷崎潤一郎は近代文学唯一の差別主義者である。
差別開放を唱える運動家らが何故この谷崎潤一郎の小説をズタズタに読み破らないのか不思議なほど谷崎は一貫して賤なるもの異形なるものに差別を抱いている。
見るのもいやだという不快感である。
おつやごろしじゃない
おつやころしなんだ
ごろしと読む人は田舎者 By谷崎潤一郎
初めて触れた谷崎作品は『痴人の愛』だったがありゃすげぇ衝撃だった
鎌倉に行った真相を知った辺りから手汗が止まらなくて具合が悪くなるんだが、いつの間にか自分がナオミを求める譲治になっていたわ
>>225
分かる。最後にお馬さんごっこに落ち着いた時の心地よさw
痴人の愛みたいな作品もあれば、母を恋ふる記なんて涙出た。 痴人の愛は死んだ母ちゃんが不憫でならない
まあ本人は知らないままだっただろうけど
途上、とかで糞みたいな英語使いやがってよキチガイ作家の癖に
>>226
魅せられるとはこういうことを言うんだろうなと思ったわ
読み終えてまずは、吐き気を催す邪悪って言葉が思い浮かんだくらいだよ 今じゃお気に入りの作家の一人 春琴抄を初めて読んだ時のことを今でもよく覚えている。
もう20年も前の話なけど。
私はまだまだ若輩者だがあえて言いたい
谷崎潤一郎は間違いなく天才である
明治以降の日本人作家で彼に並ぶ者はいても彼を超える者はいないだろうと確信させてくれる
とくに「少将滋幹の母」「蓼喰う蟲」
「細雪」は傑作というしかない
細雪はまだ冒頭だけど自負と偏見と桜の園が浮かんでる
正解やろ?
あかんおもろい
どうやらジェットコースターノベルや
では
「蓼喰う虫」は初めて読んだ谷崎作品でまだこれしか読んでいないけれど
私もこの作品は素晴らしいと思いました
人形・人形遣いの関係性を女・男から個人・社会にまで広げて解釈できるし
型というのは伝統や道徳そのものでしょう
さらに人形の感情表現を説明することで表面上落ち着いた主人公らの内面をも暗示している
さまざまな価値観に揺れる主人公の気持ちは優柔不断な私には共感できました
あいまいなラストも賛否両論あるとは思いますが、人形が突然しゃべりだしたかのような
イメージの喚起にドキッとしました
全集読んでるけどつまらないハズレ作品がないのが凄い
谷崎の後、村上春樹読んで情けない気分になった
好みの問題じゃなく明らかに劣ってる
普通におもろいね
最近の文豪(海外も含め)とやら読んでた時間がもったいないなかった
未読な奴は一緒に「細雪」読み進めようぜ
台所太平記を読んでいるが、
谷崎ってこの手の力を抜いた小説がうまいね。
そして面白い。
谷崎が悉く嫌った薄気味悪いレズの女中に自分の立場がわかってない勘違い女とか一々エピソードが面白いね、台所太平記は
島崎さんぐらいでもテキストにふれたことあるけど、
まあ、鏡花さんなんかは先輩がやってたから、
荷風さんの日記も少しで、
谷崎は、ネオ同郷なのかなあ。
書簡集読んだが精二とは結構手紙のやりとりしてたんだね
イメージ的には関わりないみたいな感じだったけど
谷崎潤一郎はやたらと金の無心をしている手紙が多いね、もう既に大金を手にしていたのに
>>254
谷崎だけ今も比較的多くの種類の文庫本が本屋に置いてあるな しかしどれも文体が古臭いな
夏目漱石より後に生まれたとはとても思えん
谷崎の文体は今の芸者にも通じていて、東大ではいまでも一番星の小説家に思う。
官製や国立大学なんて昔から経営難で、補助金もらってるからね。
赤字を国民全部に押し付けるし。谷崎の時代もとりたてて特別はよかったとは思えないけど、
苦しさの中積み上げたものなら、国民の、帝国の書としては、
評価されていいと思うよ。その当時、その時代、その所のことは知らないけどさ。
谷崎のような変態を称えてるうちは日本文学はダメだな
>>270
あれ本屋で見たけどダメだよなあ
その前に出た全集のほうがいいよ >271
平成の全集を買うよりは、昭和の全集を古本で買うのが賢明です。
経済状態、出版文化、国民教養、みんな劣化しているせいです。
新しい全集はどの辺がダメなんだい
新字なのはダメだが
>>274
新字
随筆を随筆だけで纏めない
細雪を2冊に分割
源氏物語無し
主にこの辺じゃないかね?
特に新字 >>275>>278
新字以外は別にそんな問題とは思わないな
全集には編年体の全集というものもある
細雪を1冊にしたらハンディじゃなくなるので俺は大歓迎
源氏物語は翻訳だからこれがなければ全集で無くなるというものでもない。読みたければ別に出てる
あと部数も限られる全集でこれ以下の値段で出したらさすがに採算割れ
俺は今回の全集は新字であること以外はむしろ良いと思うな
前の全集はとにかく重くて、気軽に手に取れなくて大変だった
新字というのも、ここ20年くらいのトレンドだからしゃーないと思うし あと千葉先生がどこかで語ってたけど、異同とかの情報が旧版だと抜けてるんじゃなかったっけ
それ全集には必須でしょ
「愛読愛蔵版」はバブル前の出版(1980年代)だけあって、個人全集としては
これからあれ以上のものは出ないだろうな。月報の執筆者も超一流。
中古市場に美本があれば買って損をしない。
あれは本当に素晴らしい出来だった
今出てる谷崎潤一郎全集は近頃発刊されている夏目漱石全集より3000円近く高いのはやはり良くない様に思う
新しい全集と言えば
先日発売された26巻には谷崎の晩年の日記が収録されているらしい
日記と創作ノートだけ独立して発売して欲しい
対談集ももっと読みたいなあ
>>284
対談と言えば最近円地文子と谷崎の対談を読んだよ
旧かなづかいで口述筆記をしてくれる人がいないから新かなづかいにしたと谷崎は言っていたな
それとみんなに読んでもらえなくなるのも寂しいからねとも >>286
そこちょっとわからない
ただ昭和39年のものだったから本当に谷崎の晩年だったのは確か つい昨日まで「細雪」に中巻があるのを知らなかった
まあ積んであるだけだからいいんだけど
中公
新潮
角川
現役で出回ってんのこれだけじゃないの
挿絵のやつは当時の雰囲気で読めるから良いんじゃん?
>>295
小倉 遊亀のやつなら良いんだがね
どうもあれは受け付けない 谷崎潤一郎は生前ゴダールの「勝手にしやがれ」を見たのでしょうか?
「瘋癲老人日記」にロベール・ブレッソンの「スリ」が出て来るくらいだから見てそうではあるのですが。
親交のあった古川ロッパは勝手に~を見て感心したらしいけど
朗読「谷崎潤一郎 猫と庄造と二人のおんな」
午前9時45分〜 午前10時00分
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆
>>306
これおもしれえ
徳に猫好きにはたまらん 本日
NHKラジオ第二 午後10時25分〜午後11時40分
朗読「谷崎潤一郎 猫と庄造と二人のおんな」 15分×5回
小野谷敦が細雪の美しさを「事実の美しさ」と呼んでたよね
なんていうか細雪はありふれた日常風景を文豪として腕によりをかけて美しく描写しきった作品じゃない?最近流行りの日常系漫画も谷崎の細雪に端を発するんじゃないかな
>>314
小谷野の細雪評を読みたいのだがどんなものがあるかね? >>315
「事実の美しさ」のくだりは文章読本Xに載ってたよ 細雪自体を忠実にアニメ化したら、それをオタクは見ないのではないか
日本の建物は美しいと言ったところで
現に今の日本の建物は安っぽいプレハブ住宅ばかり
谷崎が言ってる美なんてしょせんオナニー
>今の日本の建物は安っぽいプレハブ住宅ばかり
どんな地域に住んでるんだよ
谷崎が本当に好きなのは西洋白人文明
谷崎の日本文化賛美なんてほめ殺しみたいなものw
>>325
いつからそう思うようになったんんだ?
こういう思い込みしだしたら要注意。
ウチのじいちゃんがこんな感じだった。 谷崎の持ち上げる日本の美なんてまさに西洋人がイメージする異質な日本そのものだろw
これは三島についてもいえる
あいつも根っからの白人崇拝者w
>>327
日本文化に傾倒したのも事実だが
谷崎の基盤が西洋にあったのも事実だろうね それこそ蓮實重彦が
「陰翳礼賛は(谷崎本人の本音はどうあれ)日本的な美を持ち上げてるどころかバカにしてるとしか思えない事ばかり書いてある」
と指摘してる。
>>330
いかにもアタマの固い東大派の意見だね。 西洋文化について何も知らない奴が日本の文化を認識できるはずがない、みたいな話じゃないんですかね。
日本人は洗脳されやすいから。
西歐を学んで日本を再認識できたのか?
まずいことばっかり学んでる気がするがね。
猫ブームだから猫と庄造と二人のおんなは映画化、アニメ化、ドラマ化にぴったりだと思う
>>311
読んでないが朗読を聴いた
おもしろかったなあ
こっけいな話でさえ文章に品格があふれ出ていてすばらしいな谷崎潤一郎は
その後庄造たちはどうなっていくんだろう
庄造は元サヤに戻るのかな 落ちはちょっと拍子抜けした感じもするけど、とりあえず猫が死ぬ終わりじゃなくてよかった
カタカナの文章が読みにくい場合、MRM、つまり電子化されているテキストなら、ワードなどオフィス系の
ソフトを使ってひらがな変換してしまえば、多少は読みやすくなるかも知れない。
具体的には
鍵は青空文庫にあるので、テキスト形式のものをダウンロードして解凍する。
それをワードなどで読み込んで、文字種をひらがなに一括変換してしまえばいい。
変換したテキストを保存すれば終了。
これだとファイル⇒ふぁいる、のように本来カタカナのものまでひらがなになってしまうけれど、そこはまあね。
MSワードを持っていなければ、完全無料のopen officeをダウンロードして使えばいい。
ちなみに、こいつは、ワードもどき、エクセルもどき、パワーポイントもどき、が入っている優れもの。
貧乏人の必需品。まあ、機能的に贅沢を言わなければ、こいつで充分なことも多い。
>>346
読みづらくて谷崎で初めて挫折したのがこれだわ
カタカナ嫌いになりかけた 何故当世鹿もどきが話題に上がらないんだろうか?
あれほど面白い随筆系はないだろう。
文豪の称揚する日本の美って、どれも年寄りくさくない?気のせい??
乱菊物語は面白い、こういうエンタメ小説を
書かしてもやっぱり超一流だな、
澁澤龍彦が谷崎の作品の中で一番好き、
と言っていたのも分かる。
>>352
未完なんだよね
あー面白くなってきた!って思ったら終わりだった作品 >>355
前編だけでもフルコースを食べたような満腹感がある、
ファンの人でも読んでいる人が案外少ないのはもったいない。 友人が北海道旅行に行った時‥‥
食堂でウニ丼を食べていたら、隣のテーブルの主婦が
赤ん坊をテーブルにのせてオムツを替え始めたそうです。
北海道では驚くことじゃないみたいですよ。
谷崎は関西以後の古典回帰より東京在住時の悪魔主義の作品のが好き
>>362
春琴の雲雀を見上げる姿がたまらなく可愛いんだよね。 >>346
カタカナはよくできた文字だが大日本帝国が採用した付属語や語尾表記には合わんだろ
>>349
というより存在しない美だから説得力に欠ける 文豪・谷崎潤一郎の名作『細雪』に描かれた四姉妹の物語を、バブル崩壊後の現代に置き換え、
連続ドラマとして描く『平成細雪』が、NHK・BSプレミアムで来年1月7日より放送される
(毎週日曜 後10:00、全4回)。
四姉妹を演じるのは、中山美穂、高岡早紀、伊藤歩、中村ゆり。
脚本は岸田國士戯曲賞・鶴屋南北戯曲賞受賞の蓬莱竜太氏が担当する
姪っ子の潔癖エピソードやってくれますかね?
うんこの傍通ったら踏んだ気がするとかゴネたやつ。
オペラ「卍」
2017年11月17日(金)
開場 18:30 開演 19:00
場所 豊洲シビックホール
オペラ化といえば
三木稔の「春琴抄」
春琴の時折見せる可愛さや弱さ、あと笑いの要素も音楽化してて良作。
>>370
「男」を絶対に前に出してはいけない
雪子に確たる芯を持たせる
最低でもこれができるかどうか
個人的には老ける妙子の要素をいれてほしいね >>361
しょうじき東京時代のほうが文章も洗練されているな
関西以降は悪乗りしすぎ >>375
文章は関西移ってからのが綺麗じゃないか?
初期は美文を狙いすぎて逆に滑ってる感じもする。突然、obscureだのprofessionalだの英単語出してくるのもわけわからないし。 あれは英語の方がストレートに意味が伝わりやすいから書いたとか書いてあったな
全集に載ってた随筆読んだら
文章なら泉鏡花の方が上手いよ
というか、そこでこの文体は終わっとる
>>378
鏡花が開拓して谷崎が完成させたイメージ 谷崎はプラトン読破したらしいけど作品にプラトン要素は出てたかな?
何かの研究論文で、春琴抄に「洞窟の比喩」が使われてると読んだ
下記の谷崎の「細雪」を原作にしたドラマについて論争してたよ
※テレビドラマ板 ★BBA女優総合スレ1★
http://2chb.net/r/tvd/1512635302/56
56名無しさんは見た!@放送中は実況板で2017/12/09(土) 23:30:16.21ID:piy9aO9C
4女優共演=中山美穂・高岡早紀・伊藤 歩・中村ゆり
↓
●プレミアムドラマ「平成細雪」:あの美しき四姉妹が、平成日本にあらわれる
2018年1月7日(日)放送スタート!
毎週日曜[BSプレミアム]後10:00(全4回)
>文豪・谷崎潤一郎の名作『細雪ささめゆき』が、バブル崩壊後を生きる女性たちの物語として
>よみがえります! 脚本は、岸田國士戯曲賞・鶴屋南北戯曲賞受賞の蓬莱竜太。2018年の年始
>を飾る、華やかで美しく、せつないけれど笑えるゴージャスなスペシャルドラマです。 中山と高岡はどうもイメージが違う気がしますね
あとの二人は知らない
谷崎の若い頃はイケメンだと言われたりするが一体どの時期がそうであろうか
俺は昭和二年の岡本好文園での谷崎はイケメンだなと思う
30代ごろの顔はまあ良いと思うけど
10代とか20代の頃の顔つきはかなり生意気そうだなと思う
春琴抄ってどのあたりが評価されてるわけだ?
内容的には封建的で古臭いだけだろ
>>395
色々と優れてるが
枠組みの作り方も非常に上手い
あれを三人称小説にしたら
色々と細部を書き込む上で
小説家の思い考えが出てこざるを得ないところを
女性による佐助からの聞き書きとしてる事で
話者としての小説家がうまく消せてる
そして話は佐助の妄想でも良い
荒唐無稽な話をこう処理することで
読者からの疑義をうまく抑え込んでる >>395
バカおまえあれこそが…谷崎だろ…
いや、わかんねえ奴には一生わかんねえだろうがな 関西弁下手
残念ながら
美文作家でなく物語作家だから致命傷ではないが
そう?
関西出身の作家からも特に下手って批判は聞いたことはないな
>>402
有名なのは川端の谷崎源氏の批判
初期は松子やその姉妹の方言指導
だから町家の言葉に片寄ってる
これは設定が合ってる春琴抄や細雪にはぴったりだった
人物設定が見合わないときはおかしい
後に関西出身の女性編集者が協力
ただし上に書いたように致命的ではない 夏目漱石を読んだあとに谷崎潤一郎を読むと谷崎のほうが面白い。
俺も変態なのか。
>>410
面白いの解釈次第だな。
俺には漱石のほうが「深い」ので面白いが。 作家自体は無名の他者になっていくべきで、取り上げられたものを
語り継ぎ、読みつないでいかない帝大名前だけインフラ方式の
書誌出版物は取り上げないでほしい。
「少年」だっけ?
読んでて気持ち悪くなった。
こんなのが日本文学の代表なんてね。
>>416
まあそう思うのは仕方ないかもね
しかし谷崎の評価は痴人の愛以降の作品でなさねばならないよ 筋は面白いけど
あの谷崎にしてこんな文章書いていた時代があったのかと思う
もともと英文みたいな文体の人なので
直訳調という意味ではないけどな
谷崎が太宰や三島についてなんか書いてたことある??
対談集で三島由紀夫と川端康成が谷崎に対してスッゲーペコペコしてるのなら読んだ事あるよ
谷崎は石原の小説は褒めてましたね
>>424
色々読んだ限りでは見たことない。
三島が太宰について毎朝乾布摩擦すればあんな風にはならなかったという文章
は読んだことある。
ただ太宰の場合は病気だから乾布摩擦で良くなったかどうかは不明。 >>425 426
対談してたのか。谷崎って川端よりも先輩なのね。
川端、三島好きなんだけど谷崎の「少年」読んで吐き気がして
敬遠してるんだけど他はそんなにグロい感じじゃないの?
「痴人の愛」は楽しかったけど。 >>427
全集全部読んだけどスッゲー気持ち悪い描写は悪魔だけだから安心して他のも読むと良いよ
個人的に当世鹿もどきと台所太平記がおススメ 母親にたいする思慕にはまったく辟易する
かあちゃんを美しいものとして憧れとして見たことがないし、尊敬はすれども顔はひどいしずぼらだし
「稲垣吾郎オフィシャルブログ Powered by Ameba」
おはようございます。
2018-03-07
今回の旅のお供は谷崎潤一郎。
山奥で耽美な世界に浸ろうと画策する吾郎さん。
KATO Masahiro
谷崎潤一郎「朱雀日記」の冒頭に登場する京都洋食界の老舗「萬養軒」。
この店の移転をめぐってキーパースンとなるのが、あの武田五一。
これは中川理先生の『京都と近代』第6章(四条通拡築の空間ポリティクス)
とも密接に関わるエピソードで実に興味深いものがあります。いずれ短い文章を、と構想中。
2018年3月28日
谷崎の美意識は日本的というより実は欧米的
陰影を好むのも日本人でなく欧米人
>>427
スプラッターホラー映画でも観て精神力を鍛えろ 洋食なんてどうやって輸送されたか、どうやって造形調理されたか
考えてみたことある?どういうセクハラ問題あったか。
東大は 栄養士ではありません。コックでも調理師でもない
昼間の低ラン楽譜。
西洋的な教養を身に着けた谷崎は日本人の美意識の低さに我慢ならなかったんだろうな
陰翳礼讃は西洋をディスってるようで実際は日本人の美意識の低さに対する強烈な批判と言える
今も日本人の美意識の低さは何も変わっていない
>>445
お前だろ、小学生の女の子に貧弱なチンポ見せて喜んでいるのは。 最近東野圭吾読んでるんだが
東野圭吾は谷崎よりも面白いと気づいた
やっぱり昔は昔だね、新しい人がどんどん抜いていくよ
そんなこと言ったら三島だって芥川だって太宰だって皆変態だろ
太宰は嫌い
人間失格が一番売れた小説の一つってのが気に食わない
発行禁止でもいいくらい最低の本だ
性的欲望自体は普遍的なものだろ
それを書くのもおかしいとは思えないけど
純文学と聞いて、昔、純潔少女アナルセックスというビデオがあったのを思い出した。
青塚氏の話
変態すぎる、おもしれー
100年地殻前のとは到底思えない
青塚氏の話
伏せ字部分を補う作業を後年してほしかったな
>>231
夫のちんぽが入らないはクソまんことしか思えないが
谷崎作品はバチで人を引っ叩いたり、父親不明の子を妊娠したりしてるのに魅力的 のだが
のである
の多様とかそれほど文章がうまいとは思えない
「のである」の問題については谷崎自身が「日本語口語文の欠点」で触れているのに
なぜか自分の小説では多用しているなw
関西の人いる?
俺子供の頃大阪市内で育ったんだけど、
「細雪」の関西弁ってどこら辺の言葉なのかな?
違和感があるんだが。
あの関西弁がおかしくはないのなら、買って読みたいんだけど。
>>475
船場の裕福な商家の言葉とされているね。
関西弁も地域・階層により多様だから。 >>476
ありがとうございます。
船場ですか。
船場言葉について調べてみたら、昔の言葉なんですね。
どおりで聞き慣れないわけだ。 【芸能】黒木瞳が舞台『細雪』降板、代役の浅野ゆう子
変態というよりは、頭の中にあるエロいと思うことを美しい言葉で表現できる天才だと思う
芦屋の谷崎記念館行ってきたわ
並べてある本をいくつか買ってきたが、カウンターに持っていくと裏から新しいのを出してくれるのでピカピカの本を買うことができてよかった
それにしても阪神間というところはええところですな
細雪をよもう
今朝の6時、ドナルド・キーンさんが亡くなられた。96歳、
日本文学を海外に紹介された功績は多大です。
谷崎さん、川端さんなど、英米の読書人に多くの影響を与えた方
ですよね。
大物食いでミーハーじゃないのキーン学歴大したことないし。
占領したアメリカ軍にいた人だもの、日本の文学者たちに遇うと言った
って、名前が知られた人だけでしょう。キーンさんは「源氏物語」
を最も好んだんじゃないか。
>>495
>日本の文学者たちに遇うと言ったって、名前が知られた人だけでしょう。
鉢の木会のメンバーたちと談笑している写真もあったけど
あの時代なら政治的に見て保守・中道系の作家たちと親しくしていたんじゃないの
近代文学派が仕切っていたような時代だからね
火野葦平を評価するほどに日本文学が成熟するのはいつの日になるのか
と慨嘆しているくらいだから変な政治的バイアス抜きで語れる人だったと思うね
というか帰化した外国人にこんなことを言わせるような体たらくなんですね 谷崎の文才凄いな。
卍で、綿貫に園子の夫が殺されると予想してたらみごとに裏切られたよ
東大は国民皆学の標準大学です。低レヴェルや中位レヴェルまで税金で背負ってる。
谷崎が一番影響を受けたのは尾崎紅葉って言ってたぞ
自分とは書くものは違うけど紅葉ですかねえと
たしかに紅葉は漢文調の重厚な文体で谷崎は源氏系の和文だもんな
98 吾輩は名無しである[sage] 2011/10/23(日) 00:38:18.00 ID:
さっき、全裸で四つん這いになり尻を突き出した自分をビデオにおさめてた。
勿論、肛門には万年筆が刺さってる。
再生を見たが実にシュールだった。
おまえらもやってみろ。
電子書籍で読め
自分の好きな大きさにいつでもできる
たしかに谷崎Kindleで出てきたけれども、全部はまだやな
細雪は、なぜあんなラスト?
下痢止まんない〜って
(・。・;
桜庭一樹エグい…
質問なんだけど
春琴抄の佐助がやってた「針で黒目を衝く」ってあれ、あれでホントに失明できるの?
水晶体を破壊するだけじゃ失明ってしないよね?
あと個人的に気になることで、それを片目だけやったら片目だけ失明する?いつか両目失明する?
質問多くてすまん
谷崎と地震の関係が面白い
安政地震から関東大震災まで
春琴女
これって「しゅんきんじょ」?「しゅんきんめ」?
大正時代からハーフの女が美形という風潮はあったんかね
ハイカラなものも好きだった谷崎と江戸に回帰した永井
>>516
失明しないと思うよ。
治療で黒目に注射器刺すことあるし。 谷崎や永井はロマン性が感じられないからいまいちだな
原文が難解すぎる
とにかく昭和初期の作家の原文は読みにくい
>>530
歴史的仮名遣いや旧字には慣れるしかない >>530
谷崎氏のは難解を通り越してもはや外国語です 春琴抄は注解を参照しながら読んだ。
少し面倒だったけどかなり楽しめた。
普通に読みやすくね?と思うけど、鏡花の小説に訳がつくくらいだからな
ベタだけど「春琴抄」おもしろいわ
何回も読み直してしまう(´・ω・`)
>>542
自分も少しMっ気があるからかもしれないが、主人公の佐助には
ある種のシンパシーを感じるところがあるよ
さんざん女からいじめぬかれる「富美子の足」や「瘋癲老人日記」の老主人公
たちにも同じ感想を持つね
高校の頃は「刺青」や「少年」が好きだったけど、今はそれほどでもない
自分がじじいに近くなってきたから好きな作品の傾向が変わってきたことが何とも面白いな
駄レス、すいません(´・ω・`) 春琴抄、子供何人も作ってたのな
初読のときは見逃してたぜ
エロいな
>>543
作品が多い作家を再読していると自分が変わっているのが見えますよね
そういう意味での音楽と文学は自分には必要
無くなったらもう死んでいいというか寿命 春琴抄の京マチ子主演の映画見たいなあ
谷崎は京マチ子に想像のなかの春琴が見事に具現化したと思ったらしいんだが最近の京マチ子上映特集ではやってないんだよ
京まち子だらうがたれだらうが、
見たいと思わんな、ワシの春琴が一番
谷崎の本は文章はいいがあまり好きな作家ではない
しかし少将滋幹の母はいいね
ポー傑作集
江戸川乱歩名義訳
エドガー・アラン・ポー 著/渡辺温/渡辺啓助 訳
全集から削除された幻のベストセラー、渡辺兄弟のゴシック風名訳が堂々の復刊。
温について綴った江戸川乱歩と谷崎潤一郎の文章も収載。〈解説〉浜田雄介
ツイッターで知ったけど、M.フーコーが谷崎の「刺青」の文章を引用してるそうだね
女性が谷崎を読んだらどう感じるかは知らないけど、谷崎を読む女性はたぶんエロい
近代文学の古典の殿堂、そろそろ大規模に入れ替わると思ってる
谷崎は残る
大正五年くらいに既に乱暴を仏語で
読んでる?んだからたまげる
「麒麟」とか好きだなぁ
谷崎と中国趣味って合うよね
やっぱり正字、旧かなでないと感じが出ない
愛蔵版全集がいい、最新のやつは
>>562
印度趣味も空想の素になっている、
魔術師、玄奘三蔵、ハッサン・カンの妖術 >>566
詳しいですね〜
魔術師も好きだなぁ。あとの2つはまだ読んだことないので今度読もう。 緊急事態宣言が発令され、休業要請も相次いでいた最中に、立憲民主党の高井崇志衆院議員(50)が、新宿・歌舞伎町の風俗店に入店し、性的なサービスを受けていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。
「高井さんはA嬢を2回指名して、合計120分も滞在した。『こんな可愛い子いないよ』『まいやん(白石麻衣)に似てる!』などと興奮しっぱなしで、彼女に『膝に乗って』と頼んで、時間一杯ずっと乳首を触っていた。
そのうちに身体をビクビク震わせ、『イキそう』『パンツの中が精子まみれになっちゃった』。彼女が『おしぼりいる?』と聞くと、なぜか『大丈夫』と答えていました」(同前)
ディープキスはもちろん、それ以上の過激な濃厚接触もあった。
「パンツの中に手を入れてお尻を触ったり、身体中を舐め回したりしていた。優しい感じでしたが、『オナニーの見せあいっこしよう』『SMプレイがしたい』とお願いして女の子に『変態でしょ!』と笑われていた。
高井さんは『それは最高の褒め言葉』『犬になりたい』だって(笑)」(店関係者)
昔、春琴抄を宝塚でやった
一見無茶苦茶なようだけど、あれって女のほうも本当は好きだったと解釈すると
わりとラブロマンスにしやすい
流石にラストの展開は変えたらしいが
>>569
春琴抄は好きで、もう20回くらい読んでいます。 谷崎 初なんですが痴人読了しました…
後味が何とも言えなくて気持ちが落ち込んでます
次は春琴抄読んでみます
谷崎だけに限らないけど
最近昔の人が書いた読み物読んでて
今の人より昔の人の方が雄弁だなと思う
知識量が凄い
漱石読んでも、谷崎読んでも、芥川読んでも、露伴読んでも感じる
翻訳文と云うものは外国語の素養のない者に必要なのでありますが、我が国の翻訳文は、多少とも外国語の素養のない者には分かりにくい。
谷崎潤一郎 文章読本
「陰翳礼讃」おもしろい。日本人に生まれてよかったと改めて思うわ(´・ω・`)
100分で名著で取り上げられたのにこの過疎っぷり
大丈夫か?
谷崎潤一郎初めて読みましたが>>239と全く同じ感想、痴人の愛読み進める手が止まらなくなった
これに近い谷崎潤一郎の作品って何になる? >>588
『潤一郎ラビリンス IV 近代情痴集』(中公文庫)所収の「富美子の足」を奨めるお
タイトルから察せられるとおり、妾の冨美子の足に魅了されてしまって、
それに振り回される商家の旦那の狂態を描いてる。短編だから、そのために1冊分の
本代を払うのは馬鹿らしいと感じるかもしれないが、払うだけの価値は十分にあると思う(´・ω・`) 『細雪』とその時代 (単行本) (日本語) 単行本 – 2020/12/8
川本 三郎 (著)
戦争に向かう時代にあの美しい世界がなぜ生まれたのか。
芦屋、神戸、船場……蒔岡四姉妹が生きた風景が練達の筆に甦る
目次より
一女が育てた阪神間文化
二船場という共同体
三モダン都市大阪の活気のなかで
四阪神間の文化と神戸
五モダン都市神戸と谷崎の夢
六神戸で映画を楽しむ蒔岡姉妹
七モダンガール四女、妙子
八妙子の挫折と受難
九「芸術写真」を志した板倉
十外国人との交流と別れ
十一東京での鶴子一家の暮らし
十二芦屋と東京を行き来する雪子
十三縁結びの美容師・井谷
十四阪神大水害
十五愛敬者、お春どんの明るさ
十六美しき桜と蛍と雪子
十七迫り来る戦争の影
十八病気小説としての『細雪』
終章戦争への道
その美しさ、たおやかさ。谷崎によってしか、あの時代の「女の世界」は描けなかった――。ほぼ同時代に書かれた永井荷風の『?東綺譚』と時に対比させながら
、阪神間を舞台としつつも、大阪の男の世界から離れた女性たちの物語として
、『細雪』の世界を訪ね歩き、註をつけるように読んでいく。『荷風と東京』『林芙美子の昭和』などに続いて、昭和十年代の風景が練達の筆に甦る。
>>590
遅くなってしまったけれどお勧めありがとう!
タイトル直球w性癖ストレートに出てて、これまたとんがってそうな内容ですね
谷崎潤一郎はシンプルな題名でも内容スッと分かって読みたくなるのが良い
ちと手に取りづらい書名ですが、冬休み中に買い求めてみます! \|/
/ ̄ ̄`ヽ / ̄ ̄`ヽ
/ ー -ヽ /ー - ヽ
|、 ( ●) ( ●) (∧ ) ( ∧)
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__ヽ__、,_ノ、 __ヽ_、,_ノ
無事是名馬
いま「鍵」を読んでいるのですが、『突然僕ハ舌ノ尖端ニ齕噬(こつぜい)ヲ感ジタ』というくだりの「こつぜいを感じる」とはどういう状態でしょうか? 辞書にも無かったのでお教えいただければ
Suddenly I felt the tip of my tongue bitten softly.
いま「細雪」を実写化したら 幸子役は小池栄子がハマりそう ふっくら派手目な顔立ちに世話焼きな感じがドンピシャ 実写化するなら大阪弁ネイティブが第一条件だと思うけどなあ
1983市川崑監督版「細雪」
長女・岸惠子→神奈川
次女・佐久間良子→東京
三女・吉永小百合→東京
四女・古手川祐子→大分
関西出身ひとりもいないぞ
>>601
ちょっと見てダメだとおもった
全然、関西じゃない 巧みに日本語を操れた三傑は谷崎、露伴、鴎外になるのかな。タイプは全然違うけどね
露伴は文学者としてより大教養人として有名だが谷崎は尊敬してたね
漢字のふりがなを恣意的に作り上げるのが嫌いだった谷崎は文章読本かなにかに鴎外は特にその辺に気を使ってたと書いてたね
漢字の素養でいえば鴎外と露伴は空前絶後だな
谷崎作品の舞台って浅草近辺も沢山出てくるのかな?まだ2冊目だけど、厩橋とか吾妻橋数回出てきて行きたくなるよ
コロナ収束してきたら春の隅田川周辺散策して聖地巡礼したいな…
卍を読み始めたばかりだけど面白いね
台詞だけというか、独白みたいな進行が独特で良い
評論家からすると吉野葛と芦刈が最高傑作らしい
俺はまったく好きじゃないな。春琴抄もきらいだ
谷崎で読んで面白かったのは少将滋幹の母
文春文庫
刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄
谷崎潤一郎
谷崎と交流のあった井上靖による評伝・作品解説を巻末収録
谷崎の小説で一番官能的な作品はどれですか?
刺青、富美子の足と読んで
細雪を途中まで読んでるけど、チンピクもしなかった
普通に官能小説読んだら良いのでは?
細雪はちょっといいとこの四姉妹の日常だし、官能的というのではない
Mなら春琴抄でも読んどけ
官能小説と言うにはマニアックすぎる
ふつうはアラフィフでやっとあの味がわかるレベルだ
ちんちんは立たないのに女の体への執着だけがあるという感じな
>>612
痴人の愛でどれだけ妄想できるかはあなた次第です 谷崎マンガ
変態アンソロジー
谷崎潤一郎/榎本俊二/今日マチ子/久世番子/近藤聡乃/しりあがり寿/高野文子/中村明日美子/西村ツチカ/古屋兎丸/山口晃/山田参助 著
文豪にして、大変態? 美と性を究めた谷崎潤一郎の文学を、十一人の天才が豪華にマンガ化。『痴人の愛』から『陰翳礼讃』まで味わえる、刺激的な入門篇。
谷崎潤一郎伝堂々たる人生
小谷野敦 著
数々の傑作を書き続けた文豪の生涯は
スキャンダルと逸話にみちた生涯でもあった。本書は伝説や通説に惑わされることなく実像に肉迫する本格的評伝である。
20年くらい前だったら、沢尻エリカさんにナオミ役を演じてもらって「痴人の愛」を実写化してほしかった
いまpounhubとかで足コキものとかBDSMものが実写でみれるから谷崎が生きてたら課金してでも見てそう
京なにわ 暮らし歳時記: 船場の「ぼん」の回想録 単行本 岩波書店2021/12/27
山田 庄一 (著)
大正十四年、船場の旧家・水落家に生まれた著者が、幼少期の記憶をたどり、四季折々の船場の暮らしぶりを綴る。
正月、節分、祇園祭、天神祭、神農さん、事始めなど京・大阪の年中行事をはじめ、食文化、冠婚葬祭、船場ことばにまつわる思い出の数々。上方芸能の話題も織り込まれ、昭和戦前の船場文化の貴重な記録である。
谷崎ってMとか変態とかよく言われるけど実際にいくつか作品を読むとそんな簡単な言葉で片付けられないのが分かる
谷崎のまわりの女性はあくまでも自分にインスピレーションを与えてくれる存在でしかなくて本当に大事なのは自分自身とそうして生まれてくる作品だけ
女性達もそのことがよく分かってる
そういうエゴイスティックなところを隠そうともしない太々しさと彼の作品が大好きだ
猫と庄造と二人のおんなを芦屋雁之助で映画化してほしかったな
谷崎潤一郎の小説よりも桂正和先生の漫画の方がまだ抜ける
第75回日本推理作家協会賞
大鞠家殺人事件 単行本 2021/10/12
芦辺 拓 (著)
大阪の商人文化の中心地として栄華を極めた船場――戦下の昭和18年、婦人化粧品販売で富を築いた大鞠家の長男に嫁ぐことになった陸軍軍人の娘、中久世美禰子。だが夫は軍医として出征することになり、
一癖も二癖もある大鞠家の人々のなかに彼女は単身残される。戦局が悪化の一途をたどる中、大鞠家ではある晩“流血の大惨事”が発生する。危機的状況の中、誰が、
なぜ、どうやってこのような奇怪な殺人を? 正統派本格推理の歴史に新たな頁を加える傑作長編ミステリ!
『母を恋ふる記』を読んだ時、びっくり!これってポーの小説?というくらい深い影響を感じる。
多分、ポーが書きましたと言っても全く違和感がない。
谷崎、川端、芥川、三島と芸術至上主義者同士はお互いを過大評価ばかりしているよ。
海外の作家に目を向けてもワイルドとかホーフマンスタールとか同種の作家ばかり論
じてる。遠藤周作の『沈黙』の方が思想的な重みは、はるかにあるのにね。
谷崎の文章はあまりにも癖がありすぎて現代人が読むにはつらいものがある
修飾は多いが文章が平明だから訳しやすく、早くから翻訳が出回った日本文学の代表じゃなかった?
>>634
典型的には大前研一のような阿保馬鹿ネオリベが大学から文系を追放しろとかやってたから。